トレーニングの前には基礎づくり

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は大安吉日ということもあって朝からよく晴れていました。

お日様の光を浴びると無性に元気になり、活動的になってしまいますよね。

その影響もあってか、外でランニングをしている方が増えたり、フィットネスクラブに入会してトレーニングを始められる方もこの季節になると多くなってきます。

フィットネスクラブへ入会されるかどうか、検討中の中高年の方には「関節痛の改善」や「運動不足解消」、「肩こりの解消」などのお悩みを抱えている方が多いというのが、フィットネスクラブという現場で10年以上仕事をしていて受ける印象です。

例えば、あなたが肩の関節に問題を抱えていたとします。

ご自宅の収納のものを取ろうとして、腕を上げようとした時に、痛みで腕が上がらないというケースに長い期間悩まされていて、お医者さんには「骨には特に問題がない」と言われたけど、湿布を貼ったり電気を痛みのある場所にあてても改善できず、「筋力トレーニングで筋肉をつけてよくしよう」という思いで、フィットネスクラブへ入会されるケースも少なくありません。

しかし、ここで多くの方はいきなり、マシンやダンベルなどで肩の強化を始めてしまいます。

これを行うことで改善どころか、痛みを増加させる方を多く見てきました。

多くの方が抱いているイメージである「筋力強化=痛みの改善」というものは、正しいようで正しくないのです。

実はバーベルやダンベル、マシンなどを使用して筋力強化という作業を行う前に、関節の動きや日常生活での歩き方や姿勢、プライベートや仕事の時のワルイ癖を改善しなくてはいけないのです。筋肉をつけること自体はそう難しくないのですが、より動きをよくしたり、関節の問題を生じさせないためにはこの「当たり前のこと」がとても大切なのです。

「家づくりでも基礎が大事」だとよく言われますが、人の体もまさにこの「基礎づくりが大事」なのです。

これからトレーニングを始められる方の参考になれば幸いです。

本日は以上です。