腹筋運動は万能ではない

おはようございます。パーソナルトレーナー宮原崇です。

ジムで必ずと言って良いほど「腹筋運動」を欠かさずに行っている方がおります。この代表的な種目として、シットアップやクランチという種目になります。

腹筋の代表的な種目のシットアップ

この「腹筋運動」を行う目的や理由は「お腹を凹ませる」「脂肪を落とす」「腰のために」「体幹を鍛えるために」など様々存在すると思いますが、じつはあまり腹筋の種目を行わない方が良いという方も存在します。

腹筋を鍛えるというと、皆にとって万全の種目であり、いくらおこなっても良いというイメージが強いと思いますが、これ間違いです。

では、具体的にはどんな方があまり上体を起こすような腹筋運動を行わない方が良いのかは以下の通りです。

・両腕がばんざいをしにくい方

・座る時に背中が丸い方

・腹筋運動を常に行っている方

・少し専門的ですが高齢者も胸郭の動きが低下しているので、腹直筋や外腹斜筋という筋肉が硬くなっているので、この状態でクランンチやシットアップのような運動はお勧めしません。

この理由は腹筋という筋肉が縮まることで背中を丸くしてしまい、理想とはかけ離れた姿勢になり、肩、腰、肘、股関節、ひざなどの関節の問題を引き起こしやすくなってしまいます。

先ずはご自身が腹筋運動で腹筋を鍛えても良いか、身近にいるトレーナーに身体を評価してもらいましょう。