正しい運動理論の必要性

おはようございます。横浜の本牧で活動中のパーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は秋分の日ということで、暦通り朝から爽やかな陽気です。

さて、日頃トレーニングを行なっているのに、目的に近づけない、あるいは効果が出ないということに対してご相談をいただくことが多いのですが、大概が原理原則からかけ離れている方法で日々のトレーニングを行なっています。

例えば、「スクワットは良いと知っているけど、腰やひざを痛めてしまうからスクワットはよくない」という思い込みを持っていたりします。

これも「どのような目的を持って運動するか」によって方法論が変わりますので、スクワットの利点とそうでない部分の違いを理解する必要があります。

ひざ痛に対してはひざ関節の正しい動かし方を行う為に行い、立って行う運動に負荷が強すぎれば、その前段階で足が地面に接していない状態でひざ関節の正しい動きを行い、スクワットをしても負担がかからない関節の動かし方を習得したり、スクワット中に腰が痛くなるようであれば、運動中の腰周りの安定性が失われていたり、しゃがんでいく最中の重心の位置が後ろすぎたりしていっているので、やはりこれも誤った体の使い方が原因となります。

けしてその運動がわるいのではなく、適切な負荷、その運動をする前に欠けている能力があり、段階を飛び越えてしまっている可能性が高いので、「運動も諸刃の剣」であることを認識する必要があります。