運動は最高の脳トレです

おはようございます。横浜の本牧で活動中のパーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は火曜日で本来は休みですが、仕事を頂いておりますのでありがたい限りです。昨日帰宅してからテレビをつけたら「法華経」について放送されておりました。特に特定の宗派を持っているわけではないですが、仏教の奥ぶさをしみじみと感じておりました。

さて、パーソナルトレーニングにいらしている皆さんには、基本的にご自身の体を使った運動を優先的に行っていただき、マシンを使ってのトレーニングはほぼないです。なぜこの方法を選択しているのか?とたまに聞かれますが、答えとしては「運動をしながら脳も鍛える」からです。

例えば、足裏を人にくすぐってもらうと、めちゃくちゃくすぐったいですようね?(大人になってからはあまり経験しないと思いますが(笑))

しかし、自分で足裏をくすぐると、あまりくすぐったくないです。

なぜ、このような違いが生じるのでしょうか?

それは頭の後ろのあたりに存在している小脳にポイントがあります。

人がくすぐると「どのくらいくすぐったいか」予測つかないですが、自分でくすぐると小脳が「くすぐったい度合い」をかなり正確に予測できるという違いがあります。

小脳を身近なものに例えると、天気予報みたいなものです。天気予報は大気の状態などから、その日の天気を予測していきます。

小脳も大脳から「このような運動をしたいのだけど」という指令がやってきて、「それなら、このような体の使い方が良いと思います」と小脳が予測した運動を大脳に送り返します。

それを大脳が全身の筋肉に指令を送り、うまくいかなかった場合は、大脳から小脳に「さっきの体の使い方の予測では、うまくいかなかったよ」とフィードバックが返ってきます。

そうすると小脳が軌道修正をおこなった「体の使い方」を大脳にまた送ります。

この繰り返しをすることで、最初難しいと感じていた運動が無意識でできるようになるわけです。

だいぶ長くなってしまいましたが、筋肉以外に脳へも運動は良い刺激だとイメージしていただけたら幸いです。

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