トレーナーである誇り

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

昨日は磯子での転倒予防教室でした。

かれこれ半年くらいになり、関節の動きをスムーズにすることを目標にしてきました。

目に見えない変化かもしれませんが、皆さん少しずつ運動をすることに慣れてきた印象があります。

今まで、ストレッチなど行ってことがない方が頑張って続けてらっしゃるだけでも、ものすごく健康的な生活になっていると思います。

前半はいつもホワイトボードを使って身体の理論などを説明させていただくのですが、ついつい専門用語を使ってしまい会場全体の雰囲気が「?」になってしまうのが反省するべきところです。

トレーナーは高度専門職としてまだ日本では認知されていませんが、現在の日本のトレーナーは相当世界基準に達しています。

これは2016年8月にロードアイランド州で開催された「ファンクショナルトレーニングサミット」で実感したことです。

このサミットはトレーニングのお祭りみたいなもので、世界中からトレーナーが1000人以上集まり、世界的に有名なトレーナーや理学療法士が最新の情報を提供しているものです。

日本人向けはこの年が初開催となり、水泳で有名な北島康介さんが代表取締役を務めるパフォームベタージャパンが主催で運良く参加することだできました。https://www.performbetter.jp/abouts/

技術と情報は世界と差がなくなり、今後の課題は世界基準の知識を手にいれたトレーナーがどのようにそれらを消化して、一般の方にわかりやすい日本語で伝えていくことができるかだと思います。

特に高齢者や小学生にもスポーツ医科学的根拠のものだと感じさせないような、自然に誰もが世界基準のトレーニング方法を行える環境作りが今後必要だと考えております。

スポーツ医科学が全てではないのも重々承知ですが、一つの基準として科学的根拠はある程度必要なのも事実です。

自戒も含めて日本の将来を考えるのか、目先の利益や集客を考えるのかで自ずと思考と行動が変わります。

吉田松陰が残した言葉に「自分のことだけしか考えられない者はつまらない人間である」とあります。

私もそうならないように心身の日々の鍛錬を怠らずに生きていきたいです。

本日は以上となります。

貴重なお時間を誠にありがとうございました。