長内転筋

こんにちは、横浜本牧のパーソナルトレーナー宮原崇です。

解剖学シリーズ⑥は長内転筋です。

長内転筋は起始部が恥骨結節の下方、停止部が大腿骨後面の粗線内側唇の中3分の1です。

この筋肉の作用は股関節内転と屈曲ですが、60°未満までは屈曲に作用し、60°以上になると伸展に作用するというところが個人的に面白みを感じます。

また、長内転筋はスカルパ三角を構成している筋肉でもあります。

ではそのスカルパ三角とは何か?

スカルパ三角とは、鼠径靭帯、縫工筋、長内転筋の3辺によって形成された三角形のことです。

この三角形の中には長内転筋側から見て、順に大腿静脈、大腿動脈、大腿神経と存在しています。

大腿動脈の拍動を確認する時はこのスカルパ三角で確認できるもの大きな特徴です。

 

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本日は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。