歩く機能を低下させないためにも、必要な要素とは

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おはようございます!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

寝起きは脳も身体も新鮮な状態なので、パソコンのキーボードをタップする指の感覚も絶好調です。

さて、視覚機能に衰えが出ることで、歩く時の身体の過緊張、動作のこわばり、しかめっ面、一点を見つめる、下を見る、歩幅が狭い、などがの行動が現れてきます。

これは単に「視力」の問題だけではなく、脳機能の左右差や身体の感覚の左右差によっても影響が出ますので、いざ、視覚機能を向上させるために、ビジョントレーニングを行う際にも、左右のどちの機能に問題があるかを把握して、眼に対する運動の介入が必要になります。

例えば、歩いていて、真っ直ぐ見ていてる時でも、なんとなく右側の景色は入ってくるけど、左側はその感覚が少ない(これを周辺視野と呼びます)、というケースの場合、もしかしたら、駅構内で人通りが多い場面で、左側の人とすれ違う時に、ぶつかりやすい、など対象物を避けるのが苦手な傾向があるかもしれません。

私たち人間が二足歩行を実行している時、「視覚」「前庭」「体感覚」という3つの機能が統合していることで、転倒しないでスムーズに歩くことが出来るのですが、この3つのうち、どれかが機能低下を起こした場合、身体にとっては異常なこととなりますので、やはり「身体の過緊張」から「重力と反力をうまく使えない歩き方」「関節の衝撃吸収能力低下による関節痛」に繋がることが考えられます。

特に、今回のテーマである「視覚機能」は「1秒間に75GBという速さ」で脳に情報を与えており、運動の際には45%関わりがありますので、この視覚機能を向上させるために、訓練をしていくことは、生涯の健康づくりにとってもおおいに役に立ちますので、おすすめです。

健康づくりの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。