呼吸しないから無酸素運動?

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日も激アツな1日になりそうですね!リオオリンピックも毎日目が離せないところですが、体操団体では金メダルを取り朝から大興奮しながら、本牧山頂公園にランニングをしに行き、途中本牧神社で参拝をさせていただき、朝から爽快でした。

さて、一般的によく言われているのがランニングなどの長時間の運動が有酸素運動で、筋トレやダッシュなどの瞬発系の運動が無酸素運動だと区別されています。

しかし、最近の学者や研究者の間では無酸素運動は存在しないとよく言われているので、その理由を説明づけとして数十年前に作成された「運動時間によるエネルギー供給系の概念」というこの図の解釈の間違いが原因で、多くの方の誤解を生んでいるとのことです。

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運動する為には筋肉の伸び縮みが起きるわけですが、この筋肉を収縮させる唯一のエネルギーがATPと言われています。

このATPを再生させる為には糖や酸素を利用します。

そして今まで誤解を生み出していたのが、高強度運動において、筋肉内の酸素が減少することにより、一時的に酸素を使わずに作られたATP-CP系、解糖系と呼ばれるシステム経路の助すけを借りる場面が出てきます。

これがいつの間にか、他の系と同様にATP-CP系が常に存在していて、酸素がない状態でも運動が出来る!なんて都市伝説が出来てしまったわけです。

本日は以上となります。

最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。