股関節

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

我々が人類が四つ足動物から二足歩行になれたのも股関節が伸展してくれたおかげです。

股関節に問題を抱えている高齢者が多いのも現実だと思います。

私も人工関節のご献体を解剖したことがありますし、現在93歳の最高齢のクライアント様も両脚は人口の股関節です。

下肢の付け根の関節である股関節ですが、上肢の付け根である肩関節と違い、単一の関節であります。

主な役割は歩くや座る、立つなどの動きに大きく関与しています。

肩関節に比べると動きは小さくなりますが、安定度は抜群で人体のなかで最も脱臼しにくい関節でもあります。

ちなみに股関節の脱臼ポジションとは屈曲+内転+内旋です。

人工関節の方はこのポジションは行わないように指示されていると思います。

話が変わりますが、ガニ股のような姿勢の時、股関節は外旋位、内股の時は内旋位にあります。

骨盤前傾=大腿骨内旋、骨盤後傾=大腿骨外旋するというメカニズムもありますが、大腿骨の骨頭の形状によっても人様々という印象もあります。

3つの運動軸を持っていて、片側が動いている時は、安定度が求められてます。

股関節で必要な能力はよく動かせられること、安定する能力が高いことです。

普段の健康づくりのお役に立つことが出来たら幸いです。

本日は以上となります。

貴重なお時間を誠にありがとうございました。