肩の痛み改善するには安定?

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は日中セッションの合間に本牧から元町、中華街、横浜スタジアムを通り抜けて本町にあるキンコーズへ完成した新しいポスターを自転車で取りに行きました。夏日だった影響もあり、本牧に戻ってきた時はかなり汗だくとなり、10月中旬とは思えないくらいの気温でした。

さて、これだけ運動方法が発達して、日本も世界と変わらないレベルの情報が存在しているにも関わらず、関節痛でお悩みの方は減らないというのは、かなり矛盾していると思いますが、きっと本質を捉えた情報がきちんとした形や体制で伝わっていないのだと思います。今後はよりわかりやすく伝えていくためにも、新しい試みとして、ポスターに4コマ漫画を取り入れました。明日から本牧ネクシスさんの掲示板に貼り出す予定ですので、お時間ございましたらご覧ください。「パーソナルトレーニングは何する人?」なのかが少しでもご理解いただけたら、嬉しく思います。

話題を変えて、関節を安定させる、もしくは動かすために筋肉をつけることが必要だと多くの方のなかで常識となっています。

実はこれ以外にも安定させるために大事な組織があります。

今回も肩関節で安定させる組織を見ていきましょう。

肩関節は関節包という袋状になっている組織と関節上腕靭帯で肩関節の安定が高まるようになっています。この2つの組織は上腕骨(腕の骨)を受け皿である肩甲骨に引きつける役割があります。

関節を引きつける力がないと腕を動かす時に肩が正しく動けないだけでなく、必要以上に負荷がかかり痛めやすい肩になってしまいます。動かす前に肩が良い状態であるかどうかを知るためにも、肩の組織が正常であるかどうか知っておくことはとても大切です。

肩を安定させるインナーマッスルとして馴染みの棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょっかきん)、小円筋(しょうえんきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)の4つの筋肉以外に複数の靭帯が関わっています。上腕骨頭がテニスボールだとしたら、そのテニスボールの受け皿役が肩甲骨の関節窩という部分になります。

この受け皿は真っ平らな構造となっているため、肩がダイナミックな動きをしても外れないためにも、筋肉以外に多くの組織で安定を高めているわけです。

本日は以上です。