高齢者における健康とは

横浜筋トレスタジオの宮原です。

昨日は空手の型を最後まで覚える事が出来て、気持ちが晴れ晴れとしております。

この世は本当に希望に満ち溢れており、やる気と忍耐力があれば何事も成し遂げると実感している今日この頃であります。

さて、先日のセッション時の出来事です。

前後の入れ替わりで40歳代のお客様が80歳代のお客様とお会いして、あまりにも元気なので驚かれておりました。

私は長年接しているので、その様子が当たり前ですが、世間的にはやはり超元気な部類に入るようです。

実は世界的に「高齢者における健康」について基準が定められております。

だいぶ遡りますが、1946年に世界保健機関(WHO)の憲章前文で書かれている健康の定義をご紹介いたします。

「健康とは、身体的、精神的および社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病や虚弱でないという事ではない」

と書かれています。

もっと具体的に言えば、歩行や移動、食事、入浴、排泄、更衣、交通機関の利用、電話対応、買い物、食事の支度、家事、洗濯、金銭管理、服薬管理、社会コミニュティでの適応の実施可否も心身の健康状態と大きく関わりがあると、思います。

上記の事ができるためには、脳機能や筋力の維持・向上は必要事項であり、いかにそのような環境を作っていくかがとても大切であります。

ぜひ、環境を整えて生涯に渡り、介護予防が可能な身体づくりをしていきましょう。