年齢は関係ないのでは?!

おはようございます。パーソナルトレーナー宮原崇です。

先日の新聞の一面に「国が70歳以上の認知症対策として、予防を重視していく」と発表がありました。しかし、まだ科学的根拠を基にした対策がないとのです。高齢化に伴い、脳の萎縮などにより認知症となり、軽度の症状〜進行して日常生活に影響する症状があるので、常に前向きに健康づくりに励んだり、地域社会との関わりを持つことが脳を刺激し、活性化させて、認知症対策につながるのだと思います。

普段の仕事で75歳以上〜90歳代の方と接することが多いのですが、強弱はあれど、ご自身の脚でフィットネスクラブに来て筋トレを中心とした運動が行えておりますので、健康で元気なのは間違いないのと皆さん共通しているのが気持ちが「前向きで若い」ということです。

この「前向きで若い」秘訣を私なりに分析してみますと、皆さん「知的好奇心」を失わずに常に世の中のことや新しいことを知りたがり、学び、実践しているのです。

例えば、10年以上セッションを続けていただいている70歳後半の方はゴルフの技術向上について常に貪欲でご自身の身体の使い方やトレーニング方法についてとても研究されていて、セッションの度に課題をメモされて質問が絶えないです。80歳代の方も英語が大好きで一番のストレス解消法は「英語の本を読む」だそうです。この方は色んな科の専門医をあえて、自宅の近所ではなく、電車に乗り、東京の港区や渋谷区に行き、その帰りに近くの友人とお茶をするのがいつも楽しみだそうです。この方とも長い付き合いになるのですが、日頃から日記をつけている影響なのか、数年前の私の出来事や話たことまでしっかりと記憶されているので時たま驚かせれます。

来年90歳になる方は大きな夢に向かって、日々生活をされていて不屈の精神力とスーパーポジティブの持ち主であり、常に国内や海外のことに関心を持たれており、新聞も5社を読まれていて、この方が愛読されている本をお伺いてして私も購入して読んで少しでも見習いたいと思っているのですが、なかなかこの方の境地に辿り着ける気がしないです。

過去の1日1日の積み重ねで現在があり、現在の習慣が未来をつくるということを考えると、普段からどれだけ準備や良い習慣をつくることがとても大切であるかということを人生の先輩である皆様から学ばせていただいているのだと思います。

今日も気を引き締めて1日を大切にしていきましょう。

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