厳しい環境に身を置いたほうが磨かれる

おはようございます。横浜の本牧でシニアとダイエット専門として活動中のパーソナルトレーナー宮原崇です。

最近は朝の訪問パーソナルトレーニングで週6日、本牧周辺でも有名な長い坂を自転車で登っております。そのおかげで下半身が鍛えられ、スクワットの挙上重量も好調です。

20代の頃乗っていた自転車のサドルが盗まれ、自転車を買い換える余裕もなかったので、本牧から山下町の職場まで常に立ち漕ぎを1年近く続けて、太ももの筋肉が鍛えられたこともありました。

やはり、人は環境によっていくらでも変化できる生物であり、どの環境に身を置くかによって形成される人格、肉体が全く異なってきます。

吉田松陰は幼少期、武士になるために相当厳しい教育を受けた影響で「私」よりも「公」に対する言動が強くなったと、脳外科の医師が吉田松陰の脳について述べておりましたが、これも環境によっての人格形成に至った大きな一例だと思います。

「そのように願えば、想いが叶う」的な自己啓発系などの書籍は書店で売り上げが良いと見聞きしますが、やはりなんとなく薄っぺらく、読書により心を鍛えるという昔ながらの「修練」というものが感じられません。

「我欲」を満たすよりも「世の中のために」健康産業に関わる身として、自分自身に何ができるのか、ということを今日の休日を使って考えていきたいと思います。