「歩けない=筋肉をつけましょう」では解決できない。

おはようございます。横浜の本牧で活動中のパーソナルトレーナー宮原崇です。

昨日は母校である元街小学校の大先輩にあたる昭和3年の方との出会いがありました。

人とのご縁によって様々な経験が出来たり、嬉しいことが起きたりします。

改めて、多くの人との出会いは大切だと感じた1日でもありました。

さて、ダイエットコースを行っている方々から「人生を変える」ような変化が起きたり、身体の歪みがいつの間にかなくなっていたり、というお声をいただいております。

意外に思われるかもしれませんが、トレーナーの中には「筋肉をつけるのは得意だけど、身体のことはよく知りません、勉強していません」という方も結構多いので、パーソナルトレーニングを始める前にトレーナーの質の見極めも非常に大切です。

身体の構造や日常生活の特徴を捉えず、がみしゃらに負荷をかけて関節を痛めるというパターンも多く見受けられます。生理学的な観点からは「弱い負荷でも全体的の運動量が多ければ、強い負荷と同等の効果が得られる」ことが分かっておりますので、筋力の状態に見あった運動プログラムを組んでくれているか、ということも日頃から見直してみましょう。

シニアの方がうまく歩けなくなると「筋肉をつけて強化しましょう」という指導者も要注意です。

シニアの方の動きがぎこちなかったり、ふらふらした歩行を行う場合は、体の平衡バランスを保ち、知覚と運動機能の大切な役割である頭の後ろ側にある「小脳」に着目する必要があります。

健康診断や人間ドッグで、筋肉や関節以外の健康状態も把握しておくことで、どのような運動がご自身にとって最適なのかを選択することができると思います。健康状態はまず医療機関で診断を受けて、運動で改善できる場合は運動を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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