良い結果を出すためには考え方が大事です。

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は仕事の合間に東京大手町でトレーニングを行い、行きつけの牛タン屋さんでご飯を2杯もおかわりをして、帰りの電車で寝たので、運動と栄養と休養の健康3本柱で万全の状態で横浜に戻りました。

さて、日頃マッサージによく行く人多いと思いますが、よく「あそこのマッサージは効いた」「あそこは効かない」などと聞きます。

このような観点で判断することは果たして正しいのかどうかについて考えていきたいと思います。

答えから先に言うと、そもそも症状改善に対して、効いた効かないの前に適切評価が入っていたかどうかがとても大切です。

ただ「筋肉が張っている」「硬い」というだけでそこを揉みほぐしたところで、何も改善されなということです。

地図を見ていくときに一つのブロックを近づいて見ても、どのようにそこにたどり着くことはできないと同じように、一度引いて全体像を見て何が起きているか見ていく必要があります。

筋肉が硬いかどうかではなく、その周りに何が起きて痛みとなっている部分に影響を与えているのか?という考え方が必要になってきます。

例えば、走るという動作でお尻の筋肉である殿筋があまり活動できずに腿裏のハムストリングばかり使われてしまうという場合、「殿筋が弱いから殿筋を鍛えましょう」では長い時間トレーニンングに費やしても問題解決は出来ません。

それよりも「殿筋の機能が正しく発揮できない原因は骨盤が前方に変位して、上半身が後方に寄りかかるような姿勢をしているから」という視点が必要になってきます。ちなみに上記のような姿勢のことをスウェイバック姿勢というのですが、重力に対して上半身が後方へ変位しているので、殿筋を使わなくても良い環境なので筋のバランスが崩れてしまいます。

そのため根本的な改善を行う場合は木を見て森を見ずにならないようにしたいものです。本日は以上です。