鉄の前に肝臓は元気ですか?

横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。

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鉄は貧血以外に酸素運搬と免疫向上や元気づくりに大切な、細胞内のミトコンドリアに必要な栄養素となります。

細胞がきちんと働くために必要なのが「ATP(アデノシン三リン酸)」の理解です。

ATPは3つのリン酸が結合しています。

結合部分にはエネルギーが蓄えられています。

ATPアーゼという酵素が働くことで、リン酸基が離れていきます。

リン酸基が離れることをリン酸化と呼びます。

リン酸化に必要な栄養素が存在します。

それが「マグネシウム」です。

ATPを作り、肝細胞のミトコンドリアを上げる為には、鉄に加えてマグネシウムの栄養素が必要となります。

ATPを活用して、肝細胞がうまく働くことによって、ヘモグロビンの「ヘム」を作る事が可能となります。

なぜなら、ヘムの合成の多くは肝細胞のミトコンドリアで作られており、肝機能が元気である必要があります。

肝機能が元気かどうかをご自身で判断する血液検査の項目が「ALT」です。

ALTの数値が20以下であれば、ビタミンB6や低たんぱくということになりますので、肝臓の機能も上手く働いていない可能性があります。

以上のことを踏まえると、女性で貧血があるという方は鉄のサプリを直ぐに摂取する前に、飲酒や低栄養な食事習慣によって、肝機能が低下してないか確認することも健康づくりにおいて、お勧めの手法となります。

本日は以上です。

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