「骨」と「筋肉」以外の腰痛の原因とは

Vector illustration of medical concept poster for back pain or spinal disc herniation.

おはようございます!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

今日は10月10日ということで、中華民国の建国記念日である雙十節(そうじゅうせつ)であります。毎年盛り上がる中華街でのパレードも来年に持ち越しということですが、中華街に行くと何かしらお祭りモードなので、時間があれば足を運びたいと思います。

さて、当スタジオに通われる方の中には「ダイエット」と同じくらい問題解決したいお悩みとして「腰痛」があります。

腰痛に対する運動療法の効果は、専門家の研究結果からも実証されているので、「診断名」がついていない、あるいは「ぶつけた」などの急性的なものではなく、「なんとなく昔から腰痛を感じていて、医者からも骨には異常がない」と言われているタイプの腰痛であれば、運動で腰痛を改善することはとてもお勧めです。

ただし、「腰痛=運動で改善」となると、一般的には「腹筋・背筋運動」が連想されると思います。

実はこの発想が腰痛を更に助長してしまう可能性があります。

少し細かい話になりますが、腰痛の原因には「これ」という明確なものを捉えるのが難しく、原因を特定するまでに少し時間をかけて評価をしていく必要があります。

「腰痛」といいっても以下のような理由が考えられます。

①仕事、プライベート、人間関係などによる「心理社会的ストレス」

②睡眠の質、栄養状態、日常の環境による「日常生活習慣」

③座る姿勢、立つ姿勢、歩く姿勢、運動の仕方などのによる「運動力学」

④皮膚の感じ方、筋肉の使う感覚、関節の動かし方などによる「身体制御能力」

⑤呼吸の仕方、胃腸の調子、自律神経の状態などによる「内科的環境」

が考えられますので、「骨」や「筋肉」に加えて、腰痛を発症する要因を総括的に見ていくことがお勧めです。

本日は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。