腰痛と視覚の関係性

こんばんは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

学生時代に野球で投げるボールの位置が定まらなかったりするのは、今となってみては技術以前の問題で「視覚システム」に問題があったのだと感じております。

当時、このことに気がついていたら、もう少し良いボールが投げられていたかもしれません。なんて「たられば」を考える今日この頃であります。

実際に「視覚システム」は「見えている、見えていない」だけの問題ではなく、全身に及ぼす影響はとてつもなく大きく、「思考」「性格」「関節痛」にまで影響してきます。

例えば「長距離歩くと腰が痛くなる」という方は、視覚システムの機能の中の「視空間認知」というものに問題が生じていて、地面は平坦なのに、「視空間認知」では「下り坂」だと認知することで、無意識に下り坂の時と同じような身体の使い方をしてしまい「腰の張りを作り出す」結果に繋がるケースもあります。

このような方の場合は「機能性を重視した靴」「足底からの感覚が適切に脳に伝わる足底板」に加えて、「視空間認知を正す眼鏡の処方」が必要となります。これは筋力トレーニングだけでは改善が難しい、という現実がありますので、筋力向上はしたけど、症状が改善されない、という方は一度この3つのデバイスを見直してみるのがお勧めです。

本日は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。