小腸と腰痛①

こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

今回は「小腸」についての構造と特徴を見ていきましょう。

テニスコート何面にもなるものすごい「腸」は私たちの身体内にうまい具合に収まっているわけですが、発生学的に見えても、腸の位置や成長の度合いも変化していきます。

手の親指が盲腸と例えると、親指(盲腸)が下から始まって、外に回旋をしながら親指(盲腸)は右下の位置に収まっていきます。そこかから大腸・小腸が発生していくようになります。

腸が体内であちらこちらに勝手に移動しないように、背骨から骨盤にかけて、小腸が体内で安定するようにしている役割の部分があります。

やや小難しい表現ですが、その役割を担っているのが「腸間膜根(ちょうかんまっこん)」という名前がついております。場所は腰骨〜骨盤にかけての位置にあります。具体的には、左側の腰骨(第二腰椎)から右側の骨盤(右仙腸関節)まで、斜めに走っているところに該当します。「右側の腿の付け根が痛い」「左側の腰が痛い」という症状が出た場合「小腸」「腸間膜根」に原因があるかもしれませんので、気になる方は食生活の振り返りや日常生活の過ごし方を見返すことも必要かもしれません。

上から数えて2番目の腰骨(第2腰椎)の左側から、右側の骨盤(右仙腸関節)にかけて斜めに走行している、