誤解が多いカルシウムという栄養素

横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。

このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

「〜食べると痩せる」「〜食べると太る」には万人共通の理論はないかもしれませんが、「〜の栄養素の栄養素が吸収されないのは暴飲暴食による慢性炎症が原因」ということは万人に共通します。

身体の代謝を理解することで、栄養からの身体の調子を整えられる可能性が高くなるので、お勧めです。

さて、カルシウムは誤解が多いというお話です。

幼少期からカルシウムという言葉はタンパク質よりも多く見聞きすると思いますが、いかがでしょうか。

骨粗鬆症の予防、骨を強くする、そんなイメージと効果を信じて、摂取すると思います。

大正解です。

カルシウムは骨と歯に貯蔵されています。

カルシウムが含まれている栄養素を口にしてから、胃酸で消化されてから小腸で吸収されたのち、即座に必要な分のカルシウムは使われますが、それ以外のカルシウムは歯や骨に99%も貯蔵されます。

残りの1%は血液中、リンパ液中、細胞に入りますが、血液中のカルシウムが減少・不足することで、骨に貯蔵されていたカルシウムは溶け出して、即座に血液中にカルシウムを送り出します。

それだけ、カルシウムは生命活動の為に必要な栄養素だということが言えます。

昨日もお伝えしましたが、カルシウムは常にマグネシウムとのバランスを保つことが大切であり、カルシウム単体の過剰摂取は身体にとって、様々な不調をもたらします。

マグネシウムが不足することによって血中カルシウムの状態が不安定になることで、代表的な症状は「不整脈」「動脈硬化」「高血圧」「心疾患」「糖尿病」「身体の痺れ」「不安感」「うつ症状」「骨粗鬆症」などです。

こうして考えてみるとカルシウムを沢山摂取すると健康になる、というのは多くの誤解を生じているかもしれません。

本日は以上です。