修正エクササイズの選択について

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

相変わらず、今日もナチュラルヒューマンムーブメントにはまっております。

さて、今回はとても大切な問題提起をしたいと思います。

例えば、身体のどこかに不定愁訴があったり、パフォーマンスを向上させるときに運動などで身体の問題点となっている部分にアプローチしていくことが多いと思います。

よく見られる間違いなアプローチとして、

  • プロトコルアプローチ
  • 基礎運動学的アプローチ
  • 見かけ上の機能的アプローチ
  • プリハリハビリテーションアプローチ

今回は基礎的運動学アプローチについて考えてみたいと思います。

基礎的運動学アプローチとは身体の問題に対して、筋力強化を行うことにより動きやパフォーマンスが勝手に改善することを期待する方法です。

例えば、下半身の筋力が低下しているということで、下半身の筋力トレーニングを行い、お腹周りが筋力低下しているから腰痛になると思えば、腹筋周りの筋力トレーニングを行うのが一番良いとされているアプローチ方法です。

人として筋力が必要なのは間違いないのですが、可動性、運動のタイミング、モーターコントロール(運動抑制)、安定性、正しい順序で動作パターンが身体に身につていない状態で、筋力トレーニングを行っても問題解決にはならないと思います。

特に、高齢者の方にいきなり筋トレして転倒予防しましょう的なアプローチは間違いだと個人的に感じています。

理由は筋トレを行う前に、人として①呼吸②関節を曲げる③握る、という3つの要素を取り戻す必要があるからです。

本日は以上となります。

貴重なお時間を誠にありがとうございました。