一次運動野

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

昨日の続きです。

運動を行うためには5つの運動中枢が存在していることをお伝えしました。

この運動中枢には3つの大切な特徴があります。

一つ目は、脳からの指令で身体を動かす時はいちいち細かいことを言わないということです。

どういうことかと言いますと、徒競走で走るという行為の時に脚を上げて、腕を振って、肘の角度は90度で、体幹を安定させてなんて一つ一つ細かい指示を出しません。

これをしていたら、指令が終わった頃には一人だけスタートできない状態になります(笑)。

具体的には大脳皮質が脳幹と脊髄の中にある神経回路に指令を出します。

この神経回路が体のいろんな部位が同時に協力しあって動くようにまとめてくれているので、運動ができるようになっています。片足立ちやバランストレーニングなども同じです。

二つ目は大脳皮質で機能が分かれていて、運動を誘発する場所を一次運動野(primary motor area)と名前が付いています。

ここの場所が損傷してしまうと、損傷した場所の反対側の手足に運動痲痺が起きてしまいます。

一次運動野の中でも刺激の場所によって、身体の動く場所も変わってきます。

続きはまた明日ということで、本日は以上です。

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