フィットネスクラブに通い続けても心身の健康は手に入らない理由

こんにちは!横浜市中区本牧原にある横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

心身の健康が大切なのは言うまでもないと思います。

気持ちが病めば、身体も次第に病んできます。

身体に不具合があれば、気持ちも病みやすくなります。

身体はなんとなく理解できると思いますが、「気持ちが病む」の根本原因を考えていくと「脳」という答えが浮かんできます。

心=脳と言い換えることもできます。

この脳の性質を理解できないから、人は悩み続けるわけです。

少し、話は脱線しますが、私は現在のスタジオを開業するまではフィットネスクラブさんで15年以上お世話になっていました。

最初はアルバイトスタッフで様々な業務を行いながら、パーソナルトレーナーの勉強を続けて、資格取得後は業務委託契約という形で活動をしておりました。

フィットネスクラブは本来「健康増進」を目的にしているにも関わらず矛盾する事が多く、様々な疑問や違和感を感じておりました。

もちろん、日本には素晴らしい大型施設もありますが、大概が同じ傾向のように思えます。

例えば「健康を提供しているインストラクター、トレーナー、社員、経営者が喫煙をしている」「入会時だけ手厚くで、あとは放置」「インストラクターが宗教の教祖のように会員さんを信者化させる」「会員さんが施設の主化となり、経営方針や提供プログラムに対してのクレームが絶えない」「長年の会員さんが施設内で幅を効かせている」などが代表的なものとなります。

「心身の健康」とは全くかけ離れている状況です。

このような環境では「全員が心身の健康」を手に入れるのは非常に困難であります。

これはそもそも経営陣が「現場を知らない」「フィットネスクラブを不動産ビジネスにしか捉えていない」「そこで働く従業員や会員さんの心身の健康まで考えていないし、一人一人の存在を把握していない」などに問題があります。

つまり、そのクラブ自体に「熱き思い」というものはありません。

そのような施設で一番被害を受けるのはやはり会員さんであります。

なぜか?

クラブ側はいつまで経っても人が健康になる為の「考え方」「本質」を提供していないからだと、私は考えております。

高齢者が目指されている「介護予防」「寝たきり予防」「転倒予防」に対して、20年以上前に言われている「筋力向上すれば全て解決できる」という考え方はヒトの身体の特徴を考慮すると、当てはまらない事が既にわかっております。

上記の3つの要素を叶える為には、筋力だけでなく「視覚機能」「前庭機能」に加えて「脳神経の機能」を向上させる事が必要であります。

しかし、フィットネスクラブでは1~2日の研修を終えたスタッフが直ぐに現場に立つという習慣がありますので、そこまでの知識と技術を習得する事が出来ず、当然対応出来ませんので「筋力向上とストレッチで関節を柔くして、バランストレーニングをすれば転倒予防になりますよ!」ということを会員さんに伝えてしまうのです。

これが全国展開しているフィットネスクラブの実情ですので、本牧だけでなく日本全体で考えてもフィットネスクラブに通い続けて、老後まで健康な状態で過ごせる人はほんの一部だと思います。

結局、筋肉だけを鍛えても健康にはなれないですし、心だけを鍛えても身体そのものが弱くなれば単なる思想家となり、健康とはかけ離れてしまいます。

では、心身の健康を手に入れる為には何を意識したら良いか?

という話になりますが、これはもう圧倒的に年齢を重ねても「脳機能を低下させない」ということに尽きます。

脳機能とは具体的に脳のCEO(社長)的な存在である「前頭葉」の活性化です。

これが弱ることで「運動」「言語」「記憶」「排尿」「感情のコントロール」「コミュケーション能力」などの機能が低下してしまいます。

いわゆる「脳トレ」というものがお勧めです。

現代人はスマホなどのデジタルデバイスを見続けることで、圧倒的に昔の人と比較すると脳機能が低下しやすい環境にいますので、これからの時代は運動と脳を掛け合わせた健康づくりが益々必要だと私は考えております。

本質を捉えた運動療法を当スタジオでは多くの方に提供を続けています。

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