座位と腰痛

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は現代人の多くが悩まされている腰痛についてです。

腰痛に悩ませれている方の多くが座ることが多いように思います。

まずは正常な座位の姿勢について考えていきましょう。

骨盤で見ていくと、立っている時に比べて後傾しています。

その影響で腰椎は前弯が少なく、平坦に近い状態になります。

細かい話になるとこの状態の重心線が脊柱の前方に移動するので、その分、椎間板へのストレスは増大します。

最近アメリカ人のご自宅でデスク上にあるパソコンの台が伸び縮みできるように設計されていて、座位でも立位でもパソコンでの作業が可能になっている台を見ましたが、かなり健康的な配慮がされていました。

1968年の資料ですが、第3腰椎にかかる負荷を姿勢別で表した表があるのでご紹介いたします。

立位で100%第3腰椎に負荷がかかっているとしたら、仰向けで25%、座位が130〜140%、立位で前屈が150%、座位で前屈が200%近くというデータになっています。

つまり、座っている時に猫背のような姿勢が腰椎に最も負担がかかるということが言えます。

矢状面だけで見た座位での姿勢と腰椎への負担について書かせていただきましたが、現代人にとってパソコン作業は必須ですが、身体に対してどのような姿勢が負担かかるのか、把握した上で生活するのがオススメです。

そのためには解剖学です。

最近は一般の方向けにこのような本もあるので活用されてみてはいかがでしょうか。

https://www.amazon.co.jp/世界一ゆる-いイラスト解剖学-からだと筋肉のしくみ-有川-譲二/dp/4471032518/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1491128828&sr=8-1&keywords=世界一ゆる+いイラスト解剖学+からだと筋肉のしくみ

本日は以上となります。

貴重なお時間を誠にありがとうございました。