将来設計のためにも今を知る事が大切

横浜筋トレスタジオの宮原です。

今日はゴールデンウィーク最終日という事ですが、あいにくの雨ですね。

作物にとっては雨も栄養となりますので、地球全体にとっては必要な現象でありますので、こんな日はジャズでも聴きながら美味しいコーヒーを飲むのも良いかも知れませんね。

そういえば、中華街で有名な龍舞の先生が「雨が降る時は龍神がやって来ている証拠」だなんて言っていたような気が致します。龍舞といえば、先日は横浜で70年以上続いているパレードに参加させていただきました。次は5月末に行いますので、宜しければ横浜中華街にお越しいただき、龍舞を見た後に美味しい紹興酒と中華料理を食べてみてください。

さて、話は変わりますが、横浜筋トレスタジオには多くの高齢者が通われております。ただし、実年齢と健康年齢の差は大きく皆さんどちらかと言うと「スーパーエイジャー」の方が多いです。

「スーパーエイジャー」とは80歳以上でも常に人生に挑戦されており、好奇旺盛で心も体も健康的で周囲に良い影響を与える人の事を示しています。

そのようなスーパーエイジャーの皆さんと日頃から接させていただき、感じるのが皆さん「生涯自身の足で移動出来る=歩行機能を低下させない」事を目標にされております。これが出来なくなると、当然介護が必要となるのは説明するまでもないかと思います。

私自身も含めて、人間は「老化」ということは生物において自然な事でもありますので、この老化現象に対して、いかに適切に対応をしていくかが健康づくりにおいて、とても大切な観点だと私は考えております。

「老化」は何も筋肉だけではありません。

歩行に関連する「運動器」においては筋肉以外に「骨」と「関節」の老化も起きます。

「骨の老化」とは「骨密度」と「骨質」という2つの要素が絡んできます。

皆さんが気になる「骨粗鬆症」も骨密度の低下と骨質の劣化によって、骨そのものの強度が低下してしまう症状でもあります。

幼少期から思春期にかけて骨密度は最も高まっていきますが、年齢を重ねる度に低下傾向になります。

この要因として考えられるのが、栄養はもちろん、運動不足が関連する「力学的負荷の減少」、成長ホルモン・性ホルモンの分泌減少やビタミンD欠乏などによる「内分泌因子」が考えられます。

男女比率で言うと、骨粗鬆症のリスクは女性の方が多いと言われております。

その理由が上記の理由に加えて、加齢に伴う閉経でもあります。

エストロゲンというホルモンは卵胞細胞から分泌されており、これが骨の弱化させない役割を担っていますが、閉経後はこのホルモンの分泌が低下してします事で、骨を脆くしてしまう「破骨細胞」が骨を形成させる物質よりも、体内で派生が上回ってしまう為、骨粗鬆症のリスクが高まったしまいます。

これらの特性を理解して、どのような生活習慣を送るか、一度考慮してみるのもお勧めです。

本日は以上となります。