肩の痛みは評価が大切

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は体育の日ということで各地で様々なイベントが行われているようです。

さて、昨日の続きです。

右の肩の後ろ側を見た時に上側に小円筋、下側に大円筋、内側には上腕三頭筋長頭、外側には上腕骨で作られた四角腔の間に腋窩神経(えきかしんけい)がありますよ〜とお伝えしました。

この腋窩神経(えきかしんけい)は四角腔の中を通り抜けて、三角筋と小円筋のところにくっついています。肩の後ろ側が痛くなる、腕が横にあげるのが億劫になるとこの腋窩神経が四角腔の中で挟み込まれている可能性が高くなります。

それ以外に肩の横がだるく重くなっている時もお医者さんに行き、腋窩神経が障害受けていないか受診していただくのがお勧めです。

「50肩ですよ」と診断されて、長い期間肩の後ろ側の痛みが取れない場合も、セカンドピニオンを利用して他の医療機関で受診するのが無難だと思います。

では、実際に腋窩神経が障害を受けているかどうか、どのように確認するのかご紹介いたいます。

腕を横にあげる時に肩甲骨を外転という動作の角度を少しずつ上げていきます。それにより小円筋が上から、大円筋が前から、上腕三頭筋長頭が下から腋窩神経を圧迫して、痛みを再現できます。何も感じなければ、腋窩神経の問題はないので、他の原因で肩に痛みが生じていると考えられます。

ということで、続いては肩甲上神経障害についてです。

肩甲上神経に障害が起きると、インナーマッスルの代表格である棘上筋(きょくじょうきん)と棘下筋(きょっかきん)の筋力が低下します。この2つの筋力が低下すると肩の不安定な動きや、肩の痛みのリスクが高くなるので、早い段階で予防が大切です。

本日は以上です。