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筋肉は単品で動いていないので、視点は大きく持ちましょう

こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。

 

昨日はトレーニングの一環として、クライアントさまと本牧山頂公園までご自宅から歩いていきました。とても綺麗で濃い色をした「横浜ひざくら」は満開でお見事に咲きいておりました。私もクライアントさまも、それを見ることが出来たことによって、とても穏やかな気持ちとなりました。これから日も伸び、暖かくなる季節なので、何かと楽しみです。

 

さて、ゴルフのパフォーマンス向上の為に、スイング時の身体のまわりを良くしていく為に、筋トレやストレッチに励んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。きちんとした目標があり、それに向けて身体を大切にして、日々メンテナンスや強化に時間を費やしていることは、運動指導者から見てもとても素晴らしいことだと思います。

 

しかし、間違った方法や身体に対する知識が欠如していることによって、パフォーマンス向上に繋がらないケースも多々あります。

 

例えば、「体幹や足腰はスイングの土台だから鍛える必要がある」という理由で、ジムにあるマシンで腿の前の筋肉である大腿四頭筋を鍛えるマシン「レッグエクステンション」、「スイング時は体幹の筋肉強化によって、ボールが飛ぶから」という理由で、お腹の筋肉である腹筋群を鍛えるマシン「ロータリートルソー」、「体の回転がわるいから寝た状態で腰を捻るストレッチを行うのは、どこのフィットネスクラブ、ジムで見かける光景です。

 

僕もマシンが大好きで、海外で見たことのないマシンを見ること、ついつい興奮して気分が高揚してしまいますが、「日常生活動作向上」「ゴルフのパフォーマンス向上」という観点になると、残念ながら、マシンはあまり有益な方法だとは言えません。

 

その理由として、様々な動作で「筋肉は単品で動いていない」「座位で力発揮をする場面はないが、マシンは全て座位である」「動作は一次元ではなく、常に三次元構造をしており、筋肉や関節も例外ではない」などがあげられます。

 

つまり、目的に対しての選択肢を誤った状態で運動をしてしまっている人多く存在していて、サービス提供をしている側もそれに対して、あまり気がついていない、というのがとても問題であると、個人的に考えております。運動に対してのパフォーマンス向上もそうですが、関節などの問題に対して、解決出来る環境をこれからの時代、増加させていくことはとても大切な観点ではないでしょうか。

 

話が少し脱線してしまったので、本題に入りましょう。

 

ゴルフのスイング時(野球などの回旋動作スポーツは全て該当)、右打ちの方が「バックスイング」から「インパクト」「フォロースルー」に移行していく際、「左方向に向かって身体が回旋」していくわけですが、腕や脚は抜きとして、純粋に体幹だけの機能を評価していく時に、どんな視点で運動指導者や治療家は評価しているのか、一緒に学んでいきましょう。

 

先ず、大前提として必要な考え方として、「筋肉に加えて内臓による要因で可動域が低下している可能性がある」ということです。身体を動かしていく際は先ほどお伝えしたように「単品の筋肉だけ動く」わけではないので、一つの動作において、必ず複数の筋肉とその筋肉付近の内臓も同時に関わっているのです。また、一つの筋肉でも身体に対する作用は複数存在しておりますので、一つの筋肉に対して決まったパターンの動作で鍛えるのは負担が掛かりすぎると、イメージして頂いても差し支えがないと思います。

 

※ここからの内容は少しマニアックな内容なので、より詳しく知りたい方のみお薦めです。

身体を左側に回旋させる時、体幹(腹部)の筋肉は一つだけの筋肉だけでなく、とても沢山存在しています。身体を頭上から見て、背骨を中心にしていくと筋肉が前後左右に屈筋群と伸筋群、側屈筋、回旋筋の4区分することが出来ます。左回旋時に関与する筋肉として、腹部の左側は「内腹斜筋」「腹横筋下部」「腰方形筋」、腹部の右側は「外腹斜筋」「腹横筋上部」「大腰筋」「腹直筋」「腰方形筋」、左側の背側には「最長筋」「棘筋」「腸肋筋」、右側の背側には「多裂筋」「半棘筋」が考えられます。

 

脊柱を中心にして、左回旋に対して、全ての筋肉が均等に関与しているわけではなく、表層にある筋肉と深層にある筋肉と比較した時、当然表層の筋肉の方が回旋動作に対して、強い力発揮を行います。例えば、右側の大腰筋の深部の筋肉と表層にある右側外腹斜筋であれば、表層の右側の外腹斜筋の方が左回旋に力発揮が大きくなります。

 

左に回旋する際に、制限が起きた時に4区分にした筋肉のどの部分に制限が掛かっているのかを評価していく場合も方法論がきちんと存在しています。一例として、脊柱を屈曲と左回旋を組み合わせて、制限が起きた場合は、左右の腹部側の筋群に制限が掛かっている可能性が高いと考えらますので、こういう特徴を持っている人が、日々腹筋群を強化すればするほど、左回旋の制限は増大していきますので、せっかく努力しているのに目標とはかけ離れた結果となってしまいます。しかし、このような方は多く見受けられます。

 

筋肉に加えて、内臓も考慮する必要があるとお伝えしましたので、内臓についても触れていきたいと思います。内臓も筋肉同様、4区分することが出来ます。身体の前面である腹部を上下左右に区分けを行なっていきます。一例として、内臓の王様が存在している肝臓がある右上には肝臓の他に、胆嚢、上行結腸、横行結腸があります。左上には食道、胃、脾臓、下行結腸があります。これらの臓器とその周辺に位置する筋肉を照らし合わせることで、どの部分に制限が関わっており、それに対して適切な方法として、治療や栄養、運動を上手く併用していくことが大切となります。

 

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