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眼球運動の詳細2

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

 

眼球には様々な方向に動く時に、眼球周囲の筋肉が関わっています。例えば、眼球が上転(上を向く)する時に関与する筋肉は「上直筋(じょうちょくきん)」と「下斜筋(かしゃきん)」は考えられます。視覚機能の評価をする時にこの2つの筋肉を一つずつの詳細を見たい時、眼球運動の使いわけが必要となります。「上直筋(じょうちょくきん)」の機能は「上転+内旋」、「下斜筋(かしゃきん)」の機能は「上転+外旋」ですので、眼球を一度外転してから上転をすると「上直筋(じょうちょくきん)」、内転をしてから上転方向に持っていくと「下斜筋(かしゃきん)」という判別ができるようになります。今度は逆に眼球が下転(下を向く)した場合、関与する筋肉は「上斜筋(じょうしゃきん)」と「下直筋(かちょくきん)」となります。「上斜筋(じょうしゃきん)」の機能は「下転+内旋」、「下直筋(かちょくきん)」の機能は「下転+外旋」となりますので、眼球を内転させてから下転を行うと「上斜筋(じょうしゃきん)」、外転させてから下転を行うと「下直筋(かちょくきん)」が関与していることが把握できます。「外直筋(がいちょくきん)と「内直筋(ないちょくきん)」は単純に外転と内転に関わっているので素直な筋肉です。さて、これらの6つの筋肉がきちんと機能する為には、神経の関与も忘れてはいけません。「内直筋=同側動眼神経核」「外直筋=同側外転神経核」「上直筋=対側動眼神経核」「下直筋=同側滑車神経核」「上斜筋=対側滑車神経核」「下斜筋=同側動眼神経核」というような形式で筋肉と神経核の関係性が存在しています。昨日もお伝えしたように、眼球と中枢前庭系は密接な関係性があり、頭が多方向に動いている時、眼球が無条件に頭と逆方向に動くことを「前庭動眼反射(ぜんていどうがんはんしゃ)」と言います。この「前庭動眼反射(ぜんていどうがんはんしゃ)」が有るお陰で、頭がブレてもしっかりと対象物を見ることが出来ます。この時に頭が動いているかどうかを感知しているのが「水平半規管」「前半規管」「後半規管」というものがあります。頭を右側に向けた時は「右側の水平半規管」が作動して「左側の外直筋(対側外転神経核)、右側の内直筋(同側動眼神経核)」が興奮して、「右側の外直筋(同側外転神経核)、左側の内直筋(対側動眼神経核)」が抑制されいきます。このように私たちが普段、何気ない動作でも身体の中ではものすごい機能を発揮しているのです。このように考えると自分も相手も尊い存在で有る、という視点になるのではないでしょうか。

 

本日は以上です。

 

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