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まだまだある脳と運動の関係性

こんばんは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

前回の続きです。

脳と身体の関係性を知ることで、今までの健康づくりで効果が出なかった方は、もしかしたら問題解決の糸口が見つかるかもしれませんの、もうしばらくこのシリーズは続きますので、お時間ございましたらおつきあいください。

もう一度おさらいになりますが、左の大脳皮質からの指令で右の小脳から右半身の運動に繋がり、同側である左側の「PMRF」を通して左半身の姿勢の筋緊張、痛みをコントロールしており、逆に右側の大脳皮質から対側である左の小脳から左半身の運動、同側である右側の「PMRF」を通して右半身の姿勢の筋緊張や痛みのコントロールを担っています。ここで「PMRF」という大事な用語が出てきましたので、解説いたします。

「PMRF」とは「Pontomedullary Reticular Formation」の略語であり、Ponto=僑 medullary=延髄 Retucular Formation=網様体形成 という意味合いになりますので、脳幹部である「中脳」「僑」「延髄」をフル活用して身体を快調に向かわせるものだと思ってください。PMRFが改善されたかどうかの判断としては「血圧」の測定やパルスオキシメーターを利用して「灌流指数」の変化などを測定する必要があります。

PMRFの不全が起きることの最大の原因はやはり「脳の不活性」や「脳に対する刺激の減少」によるものですので、運動で改善する場合は冒頭でお伝えした、PMRFの経路を考慮した運動や五感に対する刺激を行なって行きます。

このPMRFの機能低下が起きることで、機能低下が起きている側の「冷え性」「痛み」「筋肉のこわばり」「血圧上昇」「無駄に汗をかく」「不良姿勢」になりやすくなります。ちなみに、がに股や肩の内巻きもPMRF不全を疑うケースも必要かもしれません。その理由としてPMRFは胸椎六番よりも上にある身体の前側の筋肉と同じく胸椎六番よりも下にある下半身の筋肉に関与しておりますので、PMRF不全が起きることで、肩は内巻き、足はがに股という現象が起きます。これに対して、いくら「がに股には内腿の筋肉をつけましょう」「巻き肩は背中の筋肉を鍛えましょう」では、そもそもの問題解決にならないのかもしれません。

一例として、左側のつま先が外側を向きやすくて、なんとなくがに股傾向があるとします。その場合は、左側のPMRFを活性化させたいわけなので、同側である左側の大脳皮質を活性化させる必要がありますので、方法としては左半身に何かしらの刺激を入れて行きます。例えば、左に体重を乗せて、左側の耳から聴覚情報を入れて、更に眼球を左方向に向いていただくなど、指導者側のアイディアによって、多くのことができますので、特別の器具を使用しなくても身体の原理原則を理解できてば、どこでもできます。

健康づくりの参考になれば幸いです。