🏌️♂️ゴルフのパフォーマンスは「姿勢発達」に隠れている〜赤ちゃんの動きが、スイングを安定させる〜
私たちは生まれたときから、動きながら「姿勢」を学んでいきます。
寝返り → お座り → ハイハイ → 立つ → 歩く。
これらの一つひとつの動きには、体を安定させるための発達の法則が隠れています。
実はこの「姿勢発達の順序」は、大人になってからもスポーツの動きの中に深く関わっています。
特にゴルフのように、全身の連動性とバランスが求められるスポーツでは、
この発達の土台が整っているかどうかが、スイングの安定を左右します。
🧠 姿勢・運動発達の4つのステップ
姿勢や動作は次の順番で発達していきます👇
1️⃣ 姿勢保持(安定)
→ 体幹を支え、重力に対して姿勢を保つ力。
2️⃣ 重心移動(バランス)
→ 体を左右・前後に揺らしながら、バランスを取る力。
3️⃣ リーチ動作(操作)
→ 安定した体の上で手足を自由に動かす力。
4️⃣ 姿勢変換(切り替え)
→ ひとつの姿勢から次の動作へスムーズに移る力。
この流れは赤ちゃんが動きを覚える順序ですが、
大人のゴルフ動作にもまったく同じことが言えます。
🏌️♂️ ゴルフスイングにおける「発達の順序」
🔹 姿勢保持 → アドレスの安定
体幹(中心)が安定していないと、アドレスが崩れ、軸がブレやすくなります。
首や背中の伸びが弱い人は、アドレスで頭が前に出やすくなり、
結果として「手打ち」や「カット軌道」になりやすい傾向があります。
🔹 重心移動 → スイングの土台
バックスイングからフォローまでの重心移動は、まさに“姿勢の発達そのもの”。
片足立ちや左右バランスの弱さは、スイング時の“下半身リード”を妨げます。
重心移動の練習を通して、地面反力を活かせる身体を取り戻すことが大切です。
🔹 リーチ動作 → 手の使い方とクラブ操作
腕の動きだけを鍛えても、体幹との連動がなければスイングは安定しません。
リーチ動作(中心から手足へ)の発達を再教育することで、
クラブヘッドを正確にコントロールできるようになります。
🔹 姿勢変換 → フィニッシュの安定
フォロースルーからフィニッシュへ。
ここでバランスを崩す人は、姿勢変換の能力(体幹〜下肢の協調)が未発達な場合が多いです。
ピラティスなどで“体を切り替える感覚”を養うと、最後まで安定した美しいフィニッシュが取れるようになります。
💬 大人になっても「発達はやり直せる」
姿勢発達は、赤ちゃんの時だけの話ではありません。
神経と筋肉のつながりは、一生を通して“再教育”できます。
ピラティスや感覚運動トレーニングは、
まさにこの「発達の再学習」を大人の体で行うプログラムです。
動きを無理やり矯正するのではなく、
体が本来持っている“正しい順序”を思い出させること。
それが、姿勢改善にも、スイングの再現性向上にもつながります。
🌿 まとめ
- 姿勢保持 → 重心移動 → リーチ → 姿勢変換
この流れがスムーズになるほど、ゴルフスイングは自然で力強くなります。 - 筋力よりも大切なのは「順序」🧠
- フォームよりも大切なのは「感じ方」👣
カラダが発達の流れに沿って動けるようになると、
無理のない、美しいスイングが手に入ります✨
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