呼吸が浅い人ほど、腰とふくらはぎが頑張りすぎる理由
「最近、呼吸が浅い気がする」
「腰が反りやすい」「立っているだけで腰がつらい」
「歩くとふくらはぎが張る。脚が太くなった気がする」
こうした悩みは、筋力不足だけが原因ではありません。実は、“ZOA(横隔膜が働くための土台)”が崩れると、体が代償で固まりやすいことがよくあります。
ZOAとは何か(難しく言わない説明)
ZOA(Zone of Apposition)は、簡単に言うと
横隔膜が肋骨の内側にフィットして、呼吸でしっかり働ける“接地面(支点)” のようなものです。
この支点があると、横隔膜は吸うときに下がりやすく、吐くときに戻りやすい。結果として、体の内側から支える力が作りやすくなります。
ZOAが作れないと、まず起きること
ZOAが保てないと、横隔膜が働きにくくなり、体は呼吸を成立させるために別の筋肉を総動員します。
- 首・胸・背中の筋肉で胸郭を持ち上げる
- 呼吸が浅くなる
- 回数が増える(落ち着かない呼吸)
この時点で、体はすでに“力みやすいモード”に入っています。
次に起きること:お腹の内側の支えが作れず、腰で固める
ZOAがうまく働かないと、呼吸によって生まれるべき内側の支え(腹部の内圧)が作りにくくなります。
すると、体は安定を別の方法で作ろうとして、**腰を反らせる(伸展で固める)**方向へ逃げやすくなります。
- 内側で支えられない
- 代わりに、腰を反らせて“形で固定”する
これが腰の圧迫感や張りの一因になります。
反り腰が続くと、背中〜脚が頑張りすぎる
腰が反った姿勢が続くと、安定を保つために背面の筋肉や脚の筋肉が過剰に働きます。
- 腰〜背中(反らせて支える)
- 股関節まわり(外側から固める)
- ふくらはぎ(地面をつかんで支える)
特に歩行では、反り腰のまま前に進もうとすると、足が無意識に地面を「つかむ」「引っ掻く」ような使い方になりやすい。結果として、ふくらはぎが常に働き続けて張る状態が起こります。
「ふくらはぎの張り・太さが気になる」方の歩き方を観察すると、このパターンが非常に多いです。
重心が上がるほど、人は緊張する
反り腰・胸を張りすぎた姿勢になると、体の重心が上に上がります。
重心が高いと不安定になるので、体はさらに緊張して守ろうとします。
- もっと呼吸が浅くなる
- もっと首肩に力が入る
- もっと腰が反る
- もっと脚が頑張る
つまり、ZOAの崩れは、全身の緊張ループを強めるのです。
横浜筋トレスタジオが大切にしている順番
当スタジオでは「筋トレだけ」で押し切りません。土台として
- 吐ける(力みを抜ける)
- 肋骨と骨盤の位置関係を整える
- ZOAを作り、横隔膜が働ける状態にする
- その上で、正しいフォームで鍛える
この順番を大切にしています。
呼吸と姿勢の土台が整うと、腰の負担が減り、脚の張りも変わり、トレーニングの効き方まで変わってきます。
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「腰が反りやすい」「呼吸が浅い」「ふくらはぎが張る」
このあたりに心当たりがある方は、筋力だけで解決しようとせず、一度“体の使い方”から整えてみてください。
横浜筋トレスタジオでは、姿勢・呼吸・歩き方を確認し、今の体に合う整え方とトレーニングをご提案します。
体験・ご相談はホームページからお申し込みください。

