🏌️‍♂️ゴルフと感覚運動科学

―「身体感覚」を鍛えることがスコアを変える―

ゴルフの上達には、筋力や柔軟性だけでなく「感覚の質」が大きく関わっています。
私たちの身体は、眼・耳・皮膚・筋肉・関節といった無数のセンサーによって姿勢や動きをコントロールしています。
この「感覚入力」と「運動出力」のつながりを科学的に整理したのが、**感覚運動科学(Sensory-Motor Science)**です。


🧠感覚運動科学とは?

感覚運動科学は、脳と身体の“対話”を研究する学問です。
たとえば、ボールを打つときに「体幹が安定しない」「手打ちになる」「タイミングがズレる」といった問題は、
単なる筋力不足ではなく、感覚情報の処理ミスが原因であることが多いのです。

  • 視覚(眼球運動・深視力)
  • 前庭感覚(バランス感覚)
  • 体性感覚(足裏・骨盤・胸郭の圧感)

これらの感覚が適切に働くことで、脳は正確な「身体地図」を描き、
自然と効率的なスイングへ導いてくれます。


🦶ゴルフスイングに必要な3つの感覚系統

  1. 視覚系
     ターゲットを正確に捉え、距離と方向を判断。
     眼球運動(Smooth Pursuit)や深視力のトレーニングが重要です。
  2. 前庭系(バランス)
     回旋運動時の安定を支える。
     前庭—頸部反射(VCR)や前庭—眼反射(VOR)が適切に働くことで、
     頭部がぶれず、身体の軸が保たれます。
  3. 体性感覚系
     足裏・骨盤・胸郭・手の触覚や圧覚。
     地面反力を正しく感じることができる選手ほど、
     スイングリズムが自然で再現性が高い傾向があります。

💡感覚を整えることが「再現性」をつくる

多くのアマチュアゴルファーが抱える課題は、
「練習場では打てるのにコースで再現できない」というものです。

それは、環境変化(風・傾斜・光)による感覚情報のズレ
脳が対応できていないから。
感覚運動科学では、脳幹や小脳を含めた統合的トレーニングにより、
このズレを最小化し、安定した動作パターンを再構築します。


🧩横浜筋トレスタジオでの実践

当スタジオでは、ゴルフパフォーマンス向上のために
以下のような感覚トレーニングを取り入れています。

  • 眼球運動と体幹安定を結びつけるドリル
  • 呼吸による胸郭の可動域とバランス制御の改善
  • 足裏の感覚入力を高めるプログラム
  • PMRF(橋延髄網様体)やBMRF(中脳網様体)に基づく安定化エクササイズ

これらは単なる筋トレではなく、
「脳に正しい身体の使い方を思い出させる」感覚の再教育です。


🏆感覚運動科学で「整える」ゴルフへ

ゴルフは“再現性のスポーツ”です。
その再現性を支えているのは、感覚と脳の統合システム

筋力や柔軟性を高める前に、
まず「感じる力」「整える力」を取り戻すことが、
結果的に飛距離・方向性・安定性をすべて引き上げます。


📍横浜本牧で体験できます

横浜筋トレスタジオ/動楽縁では、
ゴルフパフォーマンス特化型の感覚運動科学プログラム体験会を実施中です。
科学的に身体を整え、感覚を研ぎ澄ませ、
あなたのスイングを“無意識の精度”へ導きます。


ご予約・お問い合わせ

📍横浜市中区本牧原15-6 グロブナースクエア3F-C
🕐 6:00〜18:00(予約制)