ゴルフの飛距離と安定性を高める「体幹の回旋」
〜スイングの軸をつくる筋肉の働き〜
ゴルフスイングで飛距離を伸ばそうとすると、腕や肩に力を入れてしまう方が多く見られます。
しかし本当に重要なのは、体の中心である「体幹のひねり(回旋)」です。
体幹がしっかり使えると、スイングの軸が安定し、ヘッドスピードや再現性が向上します。
体幹の回旋が重要な理由
スイングでは、上半身と下半身のねじれによって生まれる“捻転差”が大きなパワー源になります。
この動きを支えるのが、腹斜筋群や腹横筋、多裂筋などの体幹の回旋筋群です。
これらの筋肉が協調して働くことで、力を効率よく伝え、安定したスイング軌道をつくります。
左回旋で働く主な筋肉(右打ちゴルファーの場合)
ゴルファーがダウンスイングからフォロースルーにかけて体を左に回す際、
次の筋肉が主に働きます。
- 左内腹斜筋・腹横筋下部:骨盤を内側に引き込み、スイングの軸を安定させる
- 右外腹斜筋・腹直筋:胸郭の回旋を生み出し、クラブスピードを高める
- 右多裂筋:背骨を安定させ、スイング中の体幹ブレを防ぐ
これらの筋群が連動することで、パワーを効率的に伝えることができます。
反った姿勢で回旋しづらい人は注意
アドレスやトップの姿勢で背中を反らせたまま体を回そうとすると、
多裂筋や腸肋筋などの背面筋が硬くなり、回旋制限を起こしていることがあります。
この状態では上半身の力で無理にクラブを振るため、
- 腰への過剰な負担
- インパクトの再現性低下
- 飛距離の減少
といった問題が起こりやすくなります。
改善のためのポイント
- 呼吸を止めずに腹斜筋を意識して動かす
- 反る+ひねる動作をゆっくりとコントロールする
- 左右の動きの差を確認し、弱い側を補う
左回旋の動きがスムーズになると、体幹の捻り戻しがスピードアップし、
ヘッドスピードや飛距離の向上にもつながります。
まとめ
ゴルフのスイングを安定させるカギは、腕の力ではなく「体幹の連動」です。
腹斜筋・腹横筋・多裂筋がバランスよく働くことで、
しなやかで力強いスイングが自然に生まれます。
体幹の可動性と安定性を整えることで、
飛距離アップだけでなく、腰痛予防や姿勢改善にも効果的です。
横浜筋トレスタジオでは、
ゴルファーのための体幹トレーニング・姿勢分析・呼吸エクササイズを通して、
スイングの安定とパフォーマンス向上をサポートしています。
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