鉄の前に腸内環境改善

横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。

このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

食習慣が乱れることで脳機能やメンタルにも影響を及ぼす、というのは以前このブログで書かせていただいた事があります。

特に水溶性食物繊維が不足することで、腸の上皮細胞がエネルギー不足になります。

腸の上皮細胞がエネルギー不足になると、細胞が一定の周期で生まれ変わる事ができなくなります。

そうなりますと、腸の上皮細胞はボロボロの状態になり、リーキガットという症状になります。

リーキガットになりますと、腸内に異物が侵入しやすくなったり、カビが生えるという現象が起きます。

これは腸が常に炎症状態になり「慢性炎症」という症状にもつながります。

慢性炎症の原因は「脂肪肝」にもあります。

脂肪肝が起きることで、炎症性のサイトカインが分泌されます。

炎症性のサイトカインが分泌されますと、IL6:インターロイキン6gが肝臓からペプシジンという細胞を分泌させます。

ペプシジンは鉄の吸収を阻害させます。

食生活が日頃から乱れていることで、体内ではこれだけの事が常日頃から起きているわけですから「体が調子良い」とは感じることはなかなか、難しいのは想像がつくかと思います。

また、女性が慢性炎症状態になりますと、女性ホルモンであるエストロゲンの過剰分泌を引き起こします。

エストロゲンが過剰分泌されることで、子宮の粘膜を生成して分厚くする影響で、月経量が増加してしまいます。

月経量が増加することで、鉄の損失量も当然増加します。

そのため、エストロゲンが過剰分泌されることで、女性特有の身体の不調に繋がりやすいという事が言えます。

ということは鉄欠乏、貧血で悩んでいる女性は、鉄の量を増やす前に、食生活により腸内環境などの不調を改善する事が先決した方が、問題解決の糸口が見つけやすくなるのかもしれません。

本日は以上です。

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