脳と姿勢の本当の関係

―筋トレだけでは変わらなかった人が劇的に変わる理由―

私たちは「姿勢が悪い」「バランスが悪い」「体が左右にブレる」と感じたとき、
多くの人は“筋力の問題”だと思いがちです。

もちろん筋肉は大切です。
しかし、実は 姿勢やバランスの根本は “脳” にあります。

特に、脳幹にある
姿勢の安定システム(Pontomedullary Reticular Formation:PMRF)
は、私たちが無意識に行っている「立つ・歩く・支える」という動作を調整する重要なエリアです。

今回は、専門的な言葉は使わず、
一般の方が理解できるように“脳と姿勢のつながり”を解説します。


■ なぜ姿勢は「脳」で決まるのか?

姿勢やバランスを作るために、脳は常に膨大な情報を処理しています。

● 目で見る情報(視覚)

地面の傾き、距離感、空間の位置感覚。

● 耳の奥の平衡感覚(前庭)

「今、体がどちらに傾いているか」「回転しているか」を感じるセンサー。

● 関節・筋肉からの感覚

足裏の圧、股関節の角度、背骨の位置など。

● 大脳からの指令

「まっすぐ立ちたい」「この方向に歩きたい」という意思。

これらをまとめて処理し、
「今どんな姿勢で立つべきか?」
「どこに体重を乗せるべきか?」

を決めているのが PMRF(姿勢安定中枢) です。

筋肉は“最終的に動く装置”であり、
その動かし方を決めているのは脳 ということです。


■ PMRFの働きが落ちるとどうなる?

PMRFの働きが弱くなると、次のような現象が起こります:

・片側に重心が偏る
・立っているだけで疲れる
・歩くと左右にブレる
・スポーツで軸が安定しない
・反り腰や猫背が治らない
・慢性的な肩こりや腰痛が続く

実際、多くの方が
「筋トレしても姿勢が変わらない」
「整体に行ってもすぐ戻る」
というのは、この“脳の使い方の癖”が原因です。


■ トレーニングで脳の働きは変えられる?

結論、変えられます。

● 目の使い方を整える
● 体の左右差を評価する
● 前庭(バランス感覚)を整える
● 体幹のスイッチを左右均等に入れる
● 脳幹の反応を高めるエクササイズを行う

これらを行うことで、
軸が安定し、姿勢が自然に整い、痛みが取れやすくなります。

筋肉ではなく「脳の指令システム」を変えることで、
身体は驚くほど変化します。


■ なぜ横浜筋トレスタジオで変化が出やすいのか?

横浜筋トレスタジオでは、
一般的な筋トレアプローチではなく、

・発達運動
・前庭(バランス)評価
・視覚の使い方
・感覚統合
・PMRFアプローチ
・左右差の細かい分析
・呼吸 × 胸郭 × 骨盤の連動

これらを用いて、
脳と体の使い方から姿勢を根本改善する方法を導入しています。

だからこそ、

「初めて軸が通った感じがした」
「歩き方が変わった」
「ゴルフのスイングが安定した」

と、多くの方が変化を実感しています。


■ まとめ:姿勢は“脳がつくる”

筋肉を鍛えることは大切ですが、
姿勢の根本改善に必要なのは、

“脳の使い方を変えること”

です。

PMRFを含む脳のバランスシステムが整うことで、
あなた本来の動きやすさ・痛みのない体は必ず取り戻せます。

興味のある方は、体験セッションで
自分の「脳の使い方の癖」をチェックしてみてください。