内臓と背骨

こんにちは。横浜筋トレスタジオの宮原です。

今日はだいぶ陽気も良くなり、日差しが明るくなっているという印象がありますが、日々の天候の変化に伴い、胃腸などに不調を感じている方も少なくないという印象です。

中医学には「気」というものを大切にしており、15日ずつに一つの変化が訪れるという考え方があります。確かに全国の神社でも1日と15日は月次祭(つきなみさい)を行っていることを考慮すると、昔からこの考え方は様々な事に適応されていたのだと思います。

「天地が変化する時には、人もその変化に従う」という中医学の考え方を見ると、天候によって食事や運動(仕事)、休養の質や量を調整する事は、外部環境に対して適応して上でもとても大切だと思います。

外部環境は気候をはじめてとした地球環境、人間関係などのことを示しており、これに左右させず心身の健康を保つ事はそれなりの経験と術が必要であります。

これが東洋的思想でもあります。

一方で西洋的学術で見ていきますと、例えば内臓と筋肉・骨・筋膜との関係性を考慮する必要があります。

内臓の作用をコントロールしているは「自律神経系」となります。

自律神経系には大きく「交感神経」と「副交感神経」というふうに分けられます。

胸椎の1番から腰椎の2番あたりまでは主に交感神経が様々な内臓との関連性を強く持っています。

そのため、内臓に何かしらの問題が生じていれば交感神経(自律神経系)が付着している脊柱に着目していく必要だります。

例えば、心臓と肺であれば胸椎1〜5番にアプローチするなどです。

本日は以上となります。