【視覚は脳の一部である】
こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
私たちは小さい頃から学校などで視力検査を行い「見えているか見えていないか」ということに着目してきたと思いますが、見たものが脳にどのように反映されているかという観点も大切であります。
なぜなら、眼から入ってきた情報が歪んで見えてしまうと、姿勢や歩行などに対して全身の影響は非常に大きくなるからです。
視覚からの情報は、後頭葉のV1という領域で情報の処理がされます。
眼球の中心の20~30度内で見えているものは「中心視野」と呼び、主に「色」「形」を識別しています。
中心視野よりも広い場合は「周辺視野」と呼びます。
周辺視野の役割は「動きへの反応」「瞬間的な眼球を反応させる(サッケード)」「周囲の景色がどのような速度で流れているかを把握するオプティックフロー」などです。
また、視覚からの脳への情報経路は主に「背側皮質視覚路(Where経路)」と「腹側皮質視覚路(What経路)」の2つが存在します。
「背側皮質視覚路(Where経路)」は一次視覚野→二次視覚野→視野連合野(V3)などの経路を辿って「空間認知」「距離感」「立体」などを捉える事が出来るのがです。
「腹側皮質視覚路(What経路)」は一次視覚野→二次視覚野→視覚連合野(V4)などの経路を辿って、側頭葉に投射されて視覚からの情報に対して「見ている物体はなんなのか」ということを認識します。
視覚の機能向上は「姿勢」「歩行」「運動」にも大きく関わってますので、日頃から視覚機能を向上させる意識を持つことは、とても大切な要素となります。
日々の健康づくりのご参考になれば幸いです。
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