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脂肪のタイプを見極めたダイエット

横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。

 

「ダイエット成功=見た目よくなる」はもちろんですが、「カッコよく」とか「可愛い」「綺麗」などというキーワードで僕にパーソナルトレーニングをご依頼される方は無に近いです(笑)。

 

残念ながら、僕はそういうキャラではないので、トレーニング姿などインスタ映えをしたい方は他のトレーナーさんや施設にご依頼した方が賢いです。

 

ダイエットというカタカナよりも「肥満症改善」に変換した方が、個人的にしっくりきます。なぜなら、肥満症のまま老後を迎えると内科的疾患だけでなく、整形外科的疾患による歩行困難、認知症リスク向上に繋がる為、これらのリスクを抱えている人達をいち早く、運動習慣を身につけさせて、食習慣などの日常生活習慣を健康な状態に導いていくことが、今後の社会において、とても大切だと考えています。しかし、「ダイエット」という言葉に馴染みがある方も多いので、ここでは両方の言葉を使わせていただきます。

 

さて、何事においても共通しますが、ここでも大切なのが「戦略」です。

 

肥満症改善においてよくあるパターンが、「とにかく食べない」「とにかく糖質制限」「とにかく走る」「とにかく汗をかく」などです。これらは全て戦略なき「戦術」であり、「体重を落とせばダイエット成功」だと誤った認識の基に生まれた行動であります。

 

先ず、「体脂肪=敵」をやっつける為には、孫子の有名な一節「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」のように、体脂肪を徹底的に知ることが必要です。体脂肪が減少するメカニズムを把握すれば、あとはそのメカニズムを利用して日常生活をすれば良いだけですので、ある程度目標達成は出来ます。

 

体脂肪には多くの方がご存知の通り「内臓脂肪」と「皮下脂肪」が存在しています。

 

よく言われているのは内臓脂肪は男性に多く、お腹がぽこんと出てしまっている方で、ウェスト男性85cm以上、女性90cm以上ですと内臓脂肪の蓄積レベルが高いという判断基準があります。しかし、内臓脂肪は運動を始めたり、食事の見直しによって割と早い段階で解消されていくのも、特徴的であります。

 

一方で、皮下脂肪に関してはかなり手強い相手であり、女性につきやすいと言われており、ヨーグルト、チーズ、牛乳などの乳製品が大好きな方は、この皮下脂肪の蓄積が多くなっている傾向があります。思春期の時期から蓄えやすく、生命活動をしていく上で皮下脂肪を身体に溜め込んでいくのは自然な摂理だと言えるかもしれません。

 

健康に対する害という観点から見ても、内科的疾患では内臓脂肪は害がありますが、皮下脂肪は害がほとんどないという特徴もありますが、個人的には皮下脂肪が多いことによる整形外科的疾患や精神的疾患のリスクは高いというイメージがありますが、この点に関しては引き続き勉強をしていきたいと思います。

 

では、なぜ内臓脂肪は減りやすく、皮下脂肪は減りにくいのか?

 

その答えは「脂肪を分解する為の受容体が内臓脂肪には多く、皮下脂肪には少ない」からです。そもそもダイエット、肥満症改善の真の目的は「体重を減らすことではなく、体脂肪を減らす」ことです。体重を気にしすぎることで「食べることが怖くなる」ケースも多々見受けられますので、健康づくりにおいて大切な必要な栄養素を摂取できなくなり、慢性的な不調に陥る可能性も高くなるので気をつけていきましょう。

 

体脂肪を減らす為には、副腎髄質から「アドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミン」というホルモンを分泌させることが大前提となります。その為、ストレスレベルから日常的に強い場合、副腎皮質から分泌されるコルチゾールが過剰分泌されると、副腎そのものが疲労しているので、体脂肪を減らす目的の前にストレスマネージメントを見直し、副腎疲労の回避から始めていくことが必要なケースもあります。

 

軽いジョギングや軽い筋トレなど、遊びを交えた運動で少し息が「ゼーゼ」する状態がカテコールアミンが分泌されている状態ですので、これを長期間高頻度行うこと、肝臓の中に蓄える糖質の状態も許容量から溢れない管理を同時に行っていけば、手強い皮下脂肪も減少させていくことが可能となります。皮下脂肪にはα2アドレナリン受容体が存在していて、頻度の少ないあるいは少量のカテコールアミンの分泌はα2アドレナリンに受容されることで、逆に脂肪分解促進を止めてしまう可能性があるので、α2アドレナリンの受容体反応を超える、相当量のカテコールアミン分泌を促す為にも、長期間における高頻度で続けられる運動が必要となります。

 

まとめますと、カテコールアミンを分泌させることで脂肪細胞表面に存在している受容体と結合することで、PKA(プロテインキナーゼ):タンパク質リン酸化酵素が活性化されて、脂肪分解に必要なメカニズムが働くようになります。その為には自己流ではなく、専門家のサポートが必要です。自己流で痩せて喜んでいる方は落としてはいけない「筋肉」までも落としてしまい、体重だけで判断して、一喜一憂している方です。

 

体脂肪減少のメカニズムをきちんと理解することで、毎年やってくる夏の時期に体脂肪と戦略なき戦いをせずに済むかもしれません。

 

横浜筋トレスタジオでは、「ダイエットに失敗した方」「将来の健康について神経に悩んでいる方」「リバウンドの経験を何度もしている方」「他のジムでトレーナーに無理矢理きつい運動をさせられて、運動に対する苦手意識がある方」のサポートを行っております。

 

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