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ダイエットと肝臓

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

 

今日はオリンピック開会式ということで、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。残念ながら我が家には現在テレビがありませんので、現地の模様をどのように観れるか考え中です。夏といえばビールを連想する方も多いかと思います。私自身も飲めない方ではないので、地元の夏のお祭りなどでお神輿を担いだ後のビールは格別に美味しく感じます(来年こそは盛大にお祭りが開催されることを期待!)。そういう特別な行事やコントロールできる範囲でのたまにの飲酒を心がけています。しかし、飲酒を毎日の習慣という方も多いというのが、ダイエットコースに申し込まれる方の特徴である、ということが最近なんとなく分かってきました。もちろん、飲酒をせずにお菓子や食習慣の乱れ、運動不足によって、肥満体型になってしまう、という方も多いのですが、統計的に飲酒習慣をお持ちの方が多いという印象です。特に、過去に辛い経験をしていたり、現状に対するストレス度合いが強ければ強いほど、アルコールへの依存度合いが強くなってきます。アルコール依存は社会問題の一つでもあり、将来はメンタルヘルスの専門家と共に問題解決が出来る仕組みを作ることが出来ることをイメージしております。

 

さて、アルコールを飲むことで身体にとって、ダイエットにとって不利になる最大のデメリットが「肝臓が解毒作用に集中しなけらばならない」ということです。身体の中に90%以上のエタノールが侵入してくると、肝臓では酸化されて毒性の強いアセドアルテヒドが生成されます。アセドアルテヒドが生成されることによって細胞膜が破壊されますので、これが毎日となると自ら身体を傷つけるのと同じ行為と捉えることもできます。飲酒が習慣化されると飲む量も段々と増えていきますので、長期間大量の飲酒習慣によって肝臓には大量の脂肪を蓄積することにもなりので「脂肪肝」のリスクも伴ってきます。このような観点からもダイエット期間中はこの飲酒習慣をいかに少なくしていくことが大切になります。

 

肝臓はアルコールに対する代謝機能だけではなく、他にも多種多様な機能も用いておりますので、肝臓の健康を保つことは全身の健康状態と直結しますので、肝臓の多彩なる機能もいくつかご紹介いたします。代表的なものとして、お米などの糖質を食べた時に発生する「糖代謝」です。グルコースの供給やグリコーゲンの合成、貯蔵をして、更に糖新生の役割も担っています。糖代謝の他にも「脂質代謝」「蛋白質代謝」もあり、この3つを総称して「中間代謝」と呼びます。胆汁の合成・分泌も肝臓の大切な役割の一つであり、冒頭でお伝えした「アルコール代謝・解毒」「薬物代謝・解毒」の他に「ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB12、鉄の貯蔵」「血液の貯蔵」などの大切な役割を担っていますので、過度な飲酒によって身体の老化を防ぐためにも適切な食習慣と運動習慣がお勧めです。

 

健康づくりの参考になれば幸いです。

 

本日は以上となります。