姿勢の5つのポイント

新年明けましておめでとう御座います!

横浜筋トレスタジオの宮原です。

今年は健康づくりに励みたいという方も多くいらっしやるかと思います。

特に、デスクワークを行う上で気になるのが「姿勢」かと思います。

女性で言えば、姿勢の崩れは体型を崩す一つの要因となりますので、気をつけたいところであります。

今回は上半身の体型に関わる「胸郭」「頚椎」「肩甲骨」についてみていきましょう。

「胸郭」「頚椎」「肩甲骨」の歪みはボディーラインへの影響がとても大きい部位となります。

特に胸郭は頸椎や肩甲骨の構造的な土台となっており、胸郭が歪むことで頸椎、肩甲骨、そして上腕骨にも歪みが発揮します。上半身の歪みは、女性のボディーメイクにおいてとても重要な様子となっています。

実際に「胸郭」「頚椎」「肩甲骨」が歪んでいると、胸郭が広がり寸胴になり首が前に出て顎下がたるみやすくなります。

また、肩甲骨が歪み二の腕がたるみやすくなるなどのボディーラインへの悪影響があります。

逆にこの3つの部位が整っていると、上部肋骨が持ち上がりバストアップし、胸郭が引き締まりウェストがきれいなラインが取り戻せます。

頸部が整うことで顎下のライン、肩甲骨が整うことで二の腕、背中が引き締まるなどの効果が現れます。

これらの効果を出すためには、当然「理想的なアライメント」を把握する必要があります。

まず胸郭の理想的な形ですが、指標が2つほどあります。

正しい胸郭は胸骨柄と胸椎の3番が床と水平になっています。そして、剣状突起と第10肋骨弓からなる骨格の角度が80度から90度が正常もしくは理想的な関節角度となります。

続いて、頸椎の理想的なアライメントについてです。

顎下と第二頸椎を結ぶ真ん中の点と鎖骨と第7頸椎を結ぶその真ん中の点この2つの点が垂直になった状態が頸椎の理想的なニュートラルポジションとなります。

肩甲骨の理想的なニュートラルアライメントですが、これは肩甲骨の上角と下角を結んだラインが横から見た時(矢状面)で10度の前傾角度と言われます。そして肩甲骨は水平面において内旋30度から35度の角度を持っているという特徴もあります。

また、肩甲骨の上角と上角を結んだラインは胸椎の1番と2番の間を通り、下角を結んだラインは胸椎7番と8番の間を通るのが理想的であります。これらが整っていることで、肩甲上腕関節の噛み合わせが非常に良くなるので、腕の引き締めや五十肩による痛みの軽減などにも役立ちます。

これらを一つずつ意識していくのは時間とエネルギーを要するため、大切な要点だけをお伝え致します。

姿勢作りにおいて5つのポイントが大切となります。

①胸を広げて持ち上げる②首の後ろ伸ばす③肩を横に開く④顔の面を垂直にする⑤顎の下を90度に設定します。この顎下の90度はイメージとして90度にすることが大切であります。つまり、顎の下にシワが寄らないように上げすぎず、下げすぎず、適切なラインであることが大切となります。

この5つのポイントを意識した上で「胸郭」「頚椎」「肩甲骨」が理想的なポジションにあるかを確認して、理想的なアライメントであれば良い感じとなります。

姿勢にお悩みの方はぜひ、体験にお越しください。