野菜食べないで丼ものだけ食べこることで太る理由

横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。

今朝は80歳代の方がいつも通り、元気にトレーニングにお越しくださり、「1時間前からこのあたりをうろうろしていた」とこのとでしたので、理由をお伺いしたら、スマホの使い方が分からずショップに行ったら休館日だったので、時間を余らしていてしたそうです。設定方法など細かい機能と視覚の影響によっても、かなり大変そうでしたので、急遽60分セッションのうち15分くらいはスマホ設定の時間となり、問題解決が出来たことで、大変喜ばれておりました。運動や健康に関わらず、ひとさまの問題解決を出来ることが双方にとって喜びが大きいと感じました。

さて、今回のテーマは「野菜などの食物繊維」を食べないで牛丼などの丼もの、いわゆるお手軽で速さを求める食事をすることで、体内にどのよう影響を与えて、体脂肪の蓄積につながるのかを一緒に学んでいきたいと思います。

口に食べ物を入れた時、咽頭を通り、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸という流れで栄養が消化吸収されていきます。今回は特に「小腸」から分泌される「GIP」「GLP-1」というホルモンに着目して食事をすることで、口に入れた糖質や脂質が脂肪蓄積をできるだけ回避するメカニズムをお伝え致します。

小腸には「空腸」と「回腸」のことであり、十二指腸も小腸の一部ではありますが、一般的には小腸とは「空腸」と「回腸」のことを指します。「腸」と名前が付く消火器は栄養素の入り口としての役割がありますが、早食いや食べ物を水で流し込む習慣がある場合は「胃の消化不良」を起こし、栄養素がきちんと体に入り込むが出来ず、腸内細菌の餌になるので「ゆっくり噛んで食べる」というのは身体にとって理にかなっていると言えます。

小腸の上部では「空腸」があり、小腸の下部では「回腸」が存在しています。

「空腸」にはGIPという名前が付いているホルモンがあり、小腸上部で栄養が吸収されると分泌することが出来て、このホルモンは「脂肪を増やしたり」「骨を作ることを促す」ことが出来て、「太りたい」「身体を大きくしたい」「骨粗鬆症の予防をしたい」という場合は、こちらのホルモンが分泌出来るようにしていく必要があります。しかし、ダイエットにおいてはGIPを分泌させることは、「体脂肪の増加」に繋がりますので、出来るだけ小腸上部で栄養が吸収されないようにしていく必要があります。これを分泌させる食べ方としては「野菜を最後に食べる」「野菜を食べない」「丼ものだけを食べる」などが考えられます。

一方で、小腸の下部には「回腸」があり、こちらには「GLP-1」というホルモンで小腸下部で栄養が吸収されると、分泌させることが出来ます。「GIP」とは対照的で、「脂肪分解促進」「脂肪肝リスク低下」「筋肉にブドウ糖を取り込む」「インスリン分泌」「満腹感を高める」などの役割があり、ダイエットの場合は食事したものをいかに、小腸下部まで届けてあげることがポイントとなります。小腸下部にある回腸から分泌される「GLP-1」を促す為には、「食事の最初に野菜を多く食べる」ことを心がけていくことが大切です。

「〜食べると痩せる」という考え方から「身体の代謝の仕組みを考慮した食事」がダイエットにおいて健康的に実施できる方法の一つですので、よろしけばお試しされてみてはいかがでしょうか。

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