スポーツにおけるトレーニング法

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

オリンピック盛り上がっておりますね!自転車でもいける距離にある横浜スタジアムではソフトボールや野球が行われているので、今すぐにでも見にいきたい気持ちは山々ですが、新聞やニュースで臨場感を想像しながら楽しみたいと思います。今日も朝から激アツな1日になりそうですので、体調管理を行い健康体で1日を過ごしていきましょう。

さて、スポーツといえばパフォーマンスアップにおいて筋トレをする、というのは珍しくない時代になってきておりますが、運動指導者の中で「筋肉をつけるとスポーツが下手になる」という考え方が蔓延っているのは否めないと思います。逆に部活などでトレーニングを行なっていたとしても、昔からの伝統を引き継ぐような形式で「何のために」という明確な答えがないまま、選手も漠然とメニューをこなしているケースが多いのではないでしょうか。

逆にスポーツ愛好家においては、ジムで決まったマシンをルーティンのように行い、ゴルフなどのスポーツパフォーマンス向上を図ろうとする方も多くいらっしゃいます。ここで「スポーツにおけるパフォーマンス競技の向上」に繋げる為に筋トレを行う際に、必要になってくるのが「スポーツ競技の特性の理解」「運動力学」、実施しているトレーニングが競技に「転移」するかどうか、を明確に理解しておくことが大切になります。

フィットネスクラブにある筋力強化をするマシンはほとんどが座って行う形式となっておりますが、スポーツ競技動作で座って、力を発揮させる種目はほとんどありません。マシンはあらかじめ決まった方向に負荷をかけながら動かすようになっており、これも非日常的な動作となりますので、スポーツ動作は「パワー」「関節トルク」「加速度」「慣性」などもっと複雑な要素が含まれた状態で力発揮が求められますので、座って一定の方向で動作を行うマシントレーニングで扱える重量や反復可能回数が増加したとしても、スポーツ競技の向上を行う上では難しいと考える方が正しいかもしれません。そこでお勧めの一つとして、バーベルを使用したトレーニングです。こちらに関しては身体を正確に使えないとトレーニング効果を得られない、という観点からもスポーツ競技者はもちろん「歩きやすくする」「趣味のゴルフ上達を図る」の方にも実施して頂いております。基本を習得するまで練習期間が必要ですが、マシンよりもメリットが沢山ありますので、お勧めです。

本日は以上となります。

健康づくりの一環としてお役立て出来れば幸いです