声帯とは

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

今日はメンテナンス日ですので、普段できない箇所の清掃を行い、若干のレイアウト変更で明日からの営業で皆さんが気持ちよくご利用いただけるように、気持ちを込めて清掃作業したいと思います。

さて、昨日はお客様から学生時代によく聞いていたアイドル歌手が年齢を重ねると共に、ボイストレーニングによって声が変わってしまったことを嘆いていました。音楽の素晴らしい点の一つとして、青春時代に聴いていた曲を聴くことで当時の思い出が蘇ることですので、昨日のセッションではそのアイドル歌手のアルバムを流してトレーニングセッションをさせていただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

人間が発声する為には「6種類の内咽頭筋」が必要です。これらの内咽頭筋が軟骨を動かすことによって、私たちは発声が可能となります。咽頭には「声帯」というヒダ状になっている構造をしていて、呼気(息をはく)ことによってヒダが振動して、発声することが出来ます。これに加えて「咽頭」「鼻腔」「服鼻腔」「口腔」「口唇」「舌」「軟口蓋」が協働することで、その人の声の大小やオリジナルの声が発声することが可能となります。

神経学的には迷走神経の枝である「反回神経:上咽頭神経、下咽頭神経」が発声に関わる神経となっております。大動脈瘤や肺の疾患によって胸部が障害を受けると、この周辺に反回神経が存在している為、発声がしづらくなります。発声はコミュニケーション、健康においても大切な能力ですので大切にしていきましょう。