子どもとロコモ

横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。

このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

少子高齢化だと言われているこれからの時代ですが、子どもの運動能力の低下が顕著に現れている事が様々な文献でわかっています。

1985年と2007年の3~5歳児、約150名を対象にした研究では、2007年の5歳児の身体能力は1985年の3歳児の発達レベルに相当するという結果が出ております。

これは「走行」「投球」「跳ぶ」「捕球」「平均台移動」「鞠つき」「前転」の基本運動を5点満点で評価するものです。

更に平成22年〜25年に埼玉県で1343名の幼稚園児、就学時児童、小学5/6年生、中学生を対象にした研究では、「方脚立ち」「しゃがみ込み」「肩挙上」「体前屈」の4種を行い、一つでも出来ないと、大人同様「ロコモティブシンドローム」という判定になるのですが、4割の子どもがロコモティブシンドロームの判定がついたという結果になっています。

これらを考慮しても、子どもたちに対する健康づくりも社会の大切な取り組みの一つだという事が言えるのではないでしょうか。

その為にも戦後の根性論と言う教育方針ではなく、科学的根拠を基にした運動理論や実践が必要なのは間違いないと思います。

本日は以上です。

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