夏至に思うこと

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原です。

今日は二十四節気の暦で夏至となりましたが、本格的な夏に向けての体調管理が大切な時期ともなります。

私自身、来週から三日ほどの断食に向けて、今日からカフェインをやめております。

さて、先日は素晴らしい出会いがありました。

とある住職さんとの出会いです。

「善」とは何か?

ということを体感できた出会いでもありました。

人は「出会い」「経験」によって進化をしていく生物だと私は考えております。

その中の2つを同時に体感したこの日を境に、言葉にはできない何かが変化しているという実感があります。

今朝はデンマーク出身のお客様が学生時代に日本に来て高校の部活体験で、上下関係に厳しさにカルチャーショックを受けたと仰っておりました。

私自身もその経験があり、一年生の時には商店街のお店は使ってはいけない、電車内では先輩の許可がある時以外は座れない、先輩が使う道は使ってはいけないなどの厳しい鉄則がありました。

それを破る事で、いわゆる「体罰」というものが日常的に行われていました。

もちろん「暴力」は肯定するものではありません。

但し、その厳しい経験をしたことによる「礼儀」「人情」「規律」の大切さを学ばせていただいたような気が致します。

かの有名な吉田松陰も幼少期に師からものすごい厳しい教育を受けて、吉田松陰の母親が陰ながらその姿を見ていて、我が子の身の危険を感じたくらい凄まじいものがあったと書籍に書いてあります。

人によっては吉田松陰の幼少期のこの経験が偉業を成し遂げるための土台作りになっていると評しています。

何度も言うように暴力的な行為を肯定するわけではありませんが、現代では「道徳」「論語に出てくる五条の徳」というようなものの大切さが気薄になっているような気がしております。

わかりやすい例で言うと「人を騙してお金儲けをする」あるいは「高額な自己啓発セミナーで信者ビジネスが普及している」などという話を見聞きしますが、これも総体的な人間力の欠如と言えるのではないでしょうか。

もっと、身近な事で言えば「約束を守らない」「人の御縁を大切にしない」「相手の立場よりも自分の快楽を優先にする」などです。

やはり、人間社会においてそれぞれが「自立」「自律」をしてより良い社会を作っていける世の中が良いと私は感じております。

明日も「日々是好日」な一日になりますように。