腰痛と視覚の関係性

視覚の訓練というと「眼鏡」「眼球運動」という要素だけではなく、最終的に「歩行動作」に繋げる必要があります。

中高齢者の身体における様々な問題の大きな原因となっているのが「呼吸」「前庭」「体性」、そしてこの「視覚」であります。

視覚は「どんな動作をするか?」「歩いている道の安全の有無」「喜怒哀楽などの感情」など、動作の遂行、認知、感情にも大きく関わりがあります。

だらけた日常生活においても「視覚機能」は低下していきます。

具体的には「休みの日にずっと家にいてスマホばかり見ている、テレビばかり見ている」という生活をしていれば、頭のふらつきとも関わりがある「前庭機能の低下」と眼から入ってくる様々な情報をきちんと脳に伝える「視覚システムの機能低下」がセットで起きてしまいます。

こうなると、身体は常に過緊張な状態になりますので、肩こり・腰痛など全身の不調に繋がります。

この他に「脳震盪」「むち打ち」「感染症」「疾患」「薬物」なども前庭機能とセットで視覚システムの機能低下が起きると考えられます。

また、視覚の歪みの代償として、当然姿勢も歪んできますので、根本的に視覚を修正することが姿勢の修正にも繋がり、結果的に動作そのものを変化させる力を持っています。

このように筋肉だけで様々な身体の問題解決をすることは不可能であります。

多くの方がお悩みの腰痛に関しても、やはり視覚・前庭システムに問題がある方が多いと現場指導をしていても感じます。

参考になれば幸いです。