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ストレスによる過食のメカニズム

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

 

現代社会においてストレスはつきものであり、ストレスから体内への影響を少なくして、健康的な生活を送るかが現代人の大きなテーマの一つだと思います。人がストレスを感じる時、そのストレスの打ち負けないように脳内ではストレスを認知したあと、副腎からストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されたり、アドレナリンの分泌によって交感神経が優位となり、脳は興奮という作用が生まれます。この状態がずっと続けてしまうと、さすがに脳をはじめとして全身が疲れてしまうので、自律神経のバランスも崩しやすくなってしまいます。そうならない為には、アミノ酸から作られる「トリプトファン」から分泌される「セロトニン」をいかに分泌させて、リラックス効果がある副交感神経を促せるかが、大きなポイントとなります。しかし、ここで現代人に多い「カフェイン」摂取によって、リラックスホルモンであるセロトニンの働きを抑えてしまう役割がありますので、「一息つくためのコーヒー」は実は逆にリラックス作用を抑えてしまう、という見方も出来ます。

 

リラックスホルモンであるセロトニンを分泌させる為には、トリプトファンというアミノ酸の一種を血液で脳に届ける必要がありますが、そこに到達するまで脳関門という通り道を通過しなくてはいけないのですが、通過できる量は決まっています。ここで問題になるのがここを通過しようとするアミノ酸はトリプトファン以外にも多種多量のものが存在していて、ここで競合にトリプトファンが負けてしまうと、脳内ではセロトニンを分泌させる頻度が少なくなる、リラックスできないということに繋がります。こうならない為に常に意識しておくべきことが「膵臓からのインスリン分泌をさせる主食(ブドウ糖)」です。主食である炭水化物を極端に摂取しないケースも多々あると思いますが、身体は痩せたけどメンタル面にも不調を来すというケースはここに原因が隠されています。ブドウ糖が含まれている食事によって膵臓からインスリンを分泌させることで、トリプトファンが分泌できて、量も確保できることで、初めて脳関門で他のアミノ酸との競合に負けないで、脳に到達することでできます。その為、ブドウ糖が含まれた食事をしてから2時間後までは脳の中はリラックス出来るメカニズムが生まれるのです。

 

これらの事を踏まえると、短期間の期間限定の糖質制限は良いかもしれませんが、長期化になるとメンタルにも影響を及ぼす可能性がありますので、極端な糖質制限は体調としっかり相談しながら、専門家の指導のもと行うのがお勧めです。もちろん、糖質の過食も身体に与える影響は大きいですので、気をつけなくてはいけませんので、バランスを大切にして食生活に偏りがないようにして行く必要があります。

 

参考になれば幸いです。

 

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