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私たちにとって大切な腎臓という臓器

ひざ痛、浮腫みやすいなどの症状に対して、意外に腎臓由来というケースがあります。腎臓には主に「水分・電解質の調整」「酸塩基平衡の調整」「代謝産物と老廃物の排出」「ホルモンの産生と調節」という4つの機能を持っております。動物において排出は生きていく為には、必須行為であり人間も例外ではありません(お食事中の方はすみません)、尿が作られていき、体内で濾過させる、されないものが存在しています。

 

「赤血球」「白血球」「血小板」「高分子の栄養素」「たんぱく質」に関しては濾過されずに体内に滞留されているわけですが、「水」「低分子の栄養素」「グルコース」「アミノ酸」「ビタミン」「電解質」「塩基」「尿酸」「尿素」などは排出率は少ないものの濾過はされるようになっています。更に排出率の高いものを見ていくと「イヌリン」「チオ硫酸ナトリウム」「マンニトール」「パラアミノ馬尿酸」「クレアチニン」などが存在しています。

 

このように腎臓は尿生成において大切役割を担っている臓器となるわけですが、この他に様々なホルモンが分泌される場所となりますが、体液の調整をする際には「輸入細動脈」と「輸出細動脈」の間に楕円形の「遠位尿細管」というものが存在しています。この3者の間に「傍糸球体装置(ぼうしきゅうたいそうち)」の顆粒細胞から「レニン」というホルモンが分泌される事によって、血圧が上手く調整されています。このレニンのホルモンが分泌するきっかけとなるのが「血圧低下」「体液量の減少」「交感神経が優位になる」時です。個人的にはこの「レニン」という響きが大好きです。

 

このレニンですが、「レニンーアンギオテンシンーアルドステロン系」と呼ばれています。この名称の由来としては、通常は肝臓から「アンギオテンシンノーゲン」が血液を巡回している時に、先ほどご紹介した腎臓の傍糸球体装置の顆粒細胞から分泌される「レニン」と出会った時「アンギオテンシンⅠ」に変換されます。更にアンギオテンシンⅠと肺から分泌される「アンギオテンシン変換酵素(ACE)」と出会う事によって「アンギオテンシンⅡ」に大変身します。なんだかドラクエでアイテムをゲットするとどんどんキャラクターが強くなるようなイメージです。アンギオテンシンⅡは生体内代謝変化を起こして、最終的には血圧を上昇させていきます。腎臓と筋肉の位置関係を見ていくと、腎臓は大腰筋の前側に存在していて、左右の腎臓の高さを比較すると右側には肝臓がある為、右側の腎臓はやや下に存在しています。

 

大腰筋と腰方形筋はすごく近い位置に存在していますので、この両者でハンモック型の結合組織に包まれている腎臓は呼吸と共に上下運動が可能となります。その為、呼吸機能が改善されることによって、腎機能も改善されやすくなりますので、運動や日常生活で呼吸の機能にも目を向ける事がお勧めです。内臓の役割を知ることで、日常生活においての暴飲暴食、運動不足、不摂生によって大切な身体を労わる為に健康的な生活習慣が身につくきっかけになれば嬉しく思います。

 

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