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眼球運動の詳細3

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

 

めまいに対してお悩みの方も多いかと思いますが、専門医や理学療法士の基で指導受けるのがお勧めです。鉄欠乏性貧血などの栄養状態によるめまいも存在しますが、前庭系に問題がある方も多いのが現代社会の生活習慣によって作り出されているケースも多々あるのではないでしょうか。昨日お伝えさせていただいたように、頭を右側に向けると右側の水平半規管が反応して、左側の外直筋と右側の内直筋が力発揮をすることによって、左右の眼球が左側を向くようになります。頭が左側に傾けた場合は、左側の水平半規管が反応して、右の外直筋と左の内直筋が働き、両眼球が右側を向くようになります。この時に各神経核も興奮と抑制が対抗の関係性になっていることも忘れてはいけません。右眼球が外転している時は右の外直筋とそれに関わる外転神経核が興奮して、右の内直筋とそれに関わる動眼神経核は抑制されており、左眼球が内転している時は左の内直筋とそれに関わる動眼神経核が興奮して、左の外直筋とそれに関わる外転神経核は抑制されている事で、眼球が正しく動くことが出来ます。

 

姿勢や全身の筋緊張、歩行動作パターンの変性に対して、筋力トレーニングだけの要素では改善されない理由として、中脳や橋や延髄に存在している動眼神経核、滑車神経核、外転神経核、前庭神経核と眼球の関係性や機能に着目していない場合もあります。動眼神経核と滑車神経核は中脳、外転神経核は橋、前庭神経核は延髄に属しています。一方向の眼球動作を行うだけでも様々な神経核の興奮の伝達経路が存在しています。先ほどの例のように頭が右側に向いた時(頭部右回旋)、前庭動眼反射が起きる事で、右側の水平半規管が作動して興奮する事で、左側の水平半規管は抑制されて行きます。それに伴い両眼球は左側を向きます。瞬時に右側の水平半規管→右側の前庭神経核→左側の外転神経核→左側の外直筋(左眼の外転に関わる筋肉)へと信号が送られた結果、左眼球は外転することが可能となります。一方で、頭が右回旋した時に右の水平半規管→右側の前庭神経核→左側の外転神経核→右側の動眼神経核→右側の内直筋(右眼の内転に関わる筋肉)へと信号が送られた結果、右眼球が内転することが可能となります。興奮と同時に抑制作用に関しては、右水平半規管→右側の前庭神経核→右側の外転神経核→右側の外直筋抑制に繋がる経路、右水平半規管→右側の前庭神経核→右側の外転神経核→左側の動眼神経核→左側の内直筋→左側の眼球の内転抑制に繋がる経路、とこのように眼球運動一つとっても、私たちの身体は偉大すぎるほど能力が高いのです。今日もご自身を大切に扱いましょう。

 

横浜筋トレスタジオではより健康体を目指している意識の高い方のサポートを行っております。体験ご希望の方はお電話にて受付中です。080-3505-9738迄お願い致します。