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眼球運動の詳細4

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

 

視覚機能に関するリテラシーを高める事で、全身のバランスを考慮しやすくなります。体幹を鍛えても姿勢改善、パフォーマンス改善に繋がらない方はぜひ、視覚機能に着目されてみてください。頭部が左回旋をした時、左側の水平半規管が作動して、右の眼球は外転、左の眼球は内転していきます。これを前庭動眼反射と呼びます。これについては昨日の記事でより詳細に記載しておりますので、ご興味ありましたらご覧ください。今日は頭部が違う方向に動いた時、身体内ではどのような反応が起きているのかを見ていきたいと思います。頭が右側斜め後ろに傾いた時(頭部右回旋後傾)、真っ先に反応するのが右側の後半規管です。この時に前庭動眼反射がある事で、左右の眼球は左斜め下を向くことになります。この眼球の動きを作り出すためには、頭部が右回旋後傾→右後半規管→右側前庭神経核→左側滑車神経核と左側動眼神経核(同時)→左側滑車神経核→右側の上斜筋→右眼球が左斜め下を向く、という経路。一方で左眼球は右後半規管→右側前庭神経核→左側滑車神経核と左側動眼神経核(同時)→左側動眼神経核→左下直筋→左眼球が左斜め下を向く、というのが興奮性の経路となります。抑制させる経路は、右後半規管→右側前庭神経核→右側動眼神経核→右側の下斜筋と左側の上直筋に信号が行きわたります。今度は頭が左回旋前傾をした時、両眼球は右斜め上を向きます。この時の経路は右側の前半規管が反応して、右側の前庭神経核→左側の動眼神経核→左側の下斜筋と右側の上直筋、という興奮性刺激によって、両眼球は右斜め上方向を見ることが出来ます。抑制に関しては、右側の前庭神経核→右側の滑車神経核→左側の上斜筋の抑制、右側の前庭神経核→右側の動眼神経核→右側の下直筋の抑制という経路になります。

 

また、右前半規管と左後半規管、左前半規管と右後半規管、左右の水平半規管はペアリングされいています。前庭動眼反射についてまとめますと「右後半規管は頭部右回旋後傾時に反応して右上斜筋と左下直筋を刺激して、左斜め下を見る」「左後半規管は頭部左回旋後傾時に反応して左上斜筋と右下直筋を刺激して、右斜め下を見る」「右水平半規管は頭部右回旋時に反応して右内直筋と左外直筋を刺激して、左を見る」「左水平半規管は頭部左回旋時に反応して右外直筋と左内直筋を刺激して、右方向を見る」「右前半規管は頭部左回旋前傾に反応して右上直筋と左下斜筋を刺激して、右斜め上方向を見る」「左前半規管は頭部右回旋前傾時に反応して右下斜筋と左上直筋を刺激して、左斜め上方向を見る」ことが出来ます。

 

このように眼球運動と脳神経は密接な関係性がありますので、今日も眼を沢山使ったらアフターケアもしっかりと行ってみてはいかがでしょうか。

 

横浜筋トレスタジオでは眼球機能を向上させる為に必要な要素をクライアントの皆さんにお伝えしております。ご興味ある方は電話にて体験受付中です。